社内に「いつものダメなあいつ」がいたら最大級の危機感をもっての対処が必要

社内に、「ダメなあいつ」っていませんか?
周りから「また◯◯がしでかした」と言われる人です。
これが単なるいじられキャラなら良いのですが、人身御供(生贄)のように扱われていたら即刻改善が必要です。

人身御供を差し出すような風土がある組織は、いつも緊張感に包まれています。
人を責める風土があるからです。

そういう組織では自分に矛先が向かないようにして、結果的に誰かを人身御供にします。
特に目標管理が厳しい組織では、目標が達成できない時に、まったく因果関係がなくても「なんとなく」その人のせいにするケースもあります。

合理性や正当性なんてない。
負のエネルギーのぶつけ先になっているのです。

僕は、こういう風土の組織は、目標達成よりも1人も見捨てない風土をつくることが大切だと考えています。
1人も見捨てないことを一番、大切にすること。

1人を見捨てる組織は2人目を見捨てます。
3人目、4人目…次は自分が見捨てられる番かもしれない…そんな不安を感じながらでは良い仕事はできません。

そういう不安がある組織ではこんな事が起こります。

□ポカミスが多い
□無難なことにしか挑戦しない
□創造性が欠如する
□目立たないように大人しくする

これ、本当に重要なんです。
その理由は、昔と仕事の進め方が変わってきているからです。
例えば営業の現場が分かりやすい。
以前は、目標売上が100万円で10人の営業パーソンがいたとすれば、1人10万円以上と、個々に目標を与え競わせました。
行動量がものを言う時代、競争させるのが最善の策でした。

10人のうち2人くらい目標未達でも残りの社員がカバーできました。
で、「あいつは相変わらずダメだな〜」で済んだ。

ところが、今は行動量と成果が比例しない時代…知恵がものを言う時代になった。
営業の世界でもチームで知恵を出し役割を決め助け合う必要性が高まっています。

マネジメントが変わります。
仕事は「チーム単位」で取り組みます。
チームで三人寄れば文殊の知恵を出して、それぞれの社員が役割を持ち協働するスタイルです。

このスタイルだと全員が自分の役割を果たさないと全体の成果は作れないので、助け合いが必要になります。
だから、何よりも1人も見捨てないという風土が重要になるとういうわけです。

もし、社内に「ダメなあいつ」がいたら危機感を持つべきだと考えるのです。

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