勇気が要るけど、リーダーの悩みを明かせば問題解決にぐっと近づく

会社は社長1人で経営をしているわけじゃない、頼ることが大切…そう分かっていても社長は責任感が強いから、つい1人で抱え込んじゃうと思います。

僕は仕事柄、多くの社長の悩みを聞く機会があります。
解決策は様々ですし、部外者の僕には分からないこともありますが、一番の問題は、その問題を「みんなの問題」にしていないことだと考えるのです。

社長1人で考えると、社員さんは無関心になります。

指示ゼロ経営には「手の内を明かす」という考え方があります。
とかくリーダーは「こんな悩みは社員に言うべきじゃない」と1人で悩んでしまいますが、何に悩んでいるか?何を不安に思っているか?…ワケを伝えることが大切だと考えています。

例えば、経営数字は社長だけが知っていればいいと言う社長がいます。
それは、社員を当てにしないというネガティブな考えではなく、経営数字は社長1人の責任だと考え悪戦苦闘している事が多いと思います。
特に数字が悪い場合に多いと思います。

でも、社員からすれば社長が出す方針の背景(経営数字)が分からないと、真の理解は得られません。
コロナで禍星野リゾートが自社の倒産確率を公開していますが、ワケが分かることで社員は自ら判断することができます。
社長も1人で悩む苦労が軽減されます。

ある社長は、会社のため、社員のために睡眠時間を削って働いていました。
休みもほとんどなく、文字通り24時間を会社と社員を守るために費やしてきたのです。
しかし、その思いは社員さんにあまり伝わっていませんでした。

ある日、社長は社員さんに本当の思いを伝えました。
その思いとは…
社員のために一生懸命に頑張ってきたのに、それが伝わっていない悔しさ。
そして、何よりも、自分自身が幸せに生きたいという、心からの叫びでした。

僕もその場に居合わせましたが、社員さんの真剣な眼差し、社長の自分をさらけ出す姿に感動して涙を流してしまいました。

その会社にとって、その瞬間に伝説が始まる、そんなことを強く思ったのです。

また、僕の古くからの友人は、社員からの様々な相談や要望…労働条件の改善、人間関係の相談などに1人で対応してきました。
しかし相当に負担に感じていました。
ある日、「負担に感じていて辛い」とワケを伝えました。
それを伝えるのにはとても勇気がいたそうです。
社長の中に「それをするのが社長の役割」だという思い込みがあったからです。
しかし、伝えたところ、社員から「社長1人におんぶにだっこじゃダメだ」という声が上がり、みんなで解決するようになったそうです。

いかがでしょうか?
手の内を明かす。ワケを伝える。

勇気が要ると思いますが、伝えた瞬間に、まったく新しい世界が広がると思います。
社長1人で経営をしているわけじゃない、頼ることが大切と思います。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

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