福島に「わらしべ長者」のような生き方をする男がいる

今週末に迫った衆議院選挙では多くの政党が「分配」を公約に上げています。
これが人気取りなのか本気で考えているかは分かりませんが、時代は分配を真剣に考える時期に来ていることは間違いありません。

どうやら今の仕組みでは富が一部の人間に偏るようにできているようです。

一方で、時代は「風の時代」に入ったと言われます。
これまでの所有重視から富を流す、フローな社会になっていくと言います。
もしかしたら本格的にそういう時代が始まるのかもしれない、選挙の公約を見ていると少しづつ時代が変わっていることを感じます。

僕は、この風の時代という考え方が好きです。
しかし、自分にはまだまだ難しいとも感じています。

よく、成功哲学の書籍などで「与えれば豊かになる」と言われています。
読むと、本当にそうだな〜と思うのです。

具体的な現象も経験しています。
例えば、社内で競争原理を働かた評価制度を取り入れると、賞与の原資などの奪い合いが始まり、チームワークは破壊され、結果的にパイが減るという悲しいことが起きています。

僕の親友で、先月「品格の作法」という書籍を出した山本由紀子さんは呉服屋の経営者です。
以前に、飲みながら話をしている中でこんな話が出ました。

核家族化すればするほど、おばあちゃんから孫へ着物をプレゼントすることが減るだよ。一方で、一緒に暮らしている場合、プレゼントするんだよね。

一見すると、同居していた方が関係性が深くなるから当然と思うかもしれませんが、この会話の文脈はそんな単純なものではありません。

同居すると富をみんなで分け合います。(基本的な生活費などが事実上、分かち合われる)
すると、自分の所に必要以上に富を蓄える必要がなくなるので流すようになる…その一部が孫に着物を買い与えることになるというわけです。

これから、家庭も企業も、社会全体もフローの論理で動くようになり、その動きが今まさに加速しようとしているのだと思います。

さて、そんな時代に、たくらみ屋では面白いオンラインイベントを開催します。(参加は無料です)

僕が尊敬する友人の1人に、半田真仁さんがいます。
福島ひまわり里親プロジェクトという活動の主宰者です。
2011年の東日本大震災の直後、復興の象徴として福島をヒマワリでいっぱいにしようという思いで始まった活動です。
全国の共感者がNPOからヒマワリの種を買い、自分の庭などで育て種を収穫、その種を福島に送り福島で花咲かせるという循環型の活動です。

これまでに、なんと50万人が参加した大ムーブメントです。

半田さんは、まさにフローの中に身を置き生きています。
そして、流し循環すればするほどに富が大きくなっています。

僕みたいな「見なきゃ信じられない」という方のために開催することにしました。
詳細はこちらです。

気軽な会ですので是非、遊びに来てくださいね!

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。