任せたのだから一切、口は出さない…そんな美学・品格が必要だと思う

「任せたのだから一切、口は出さない」…この覚悟がある人は自律型組織をつくることに成功します。

僕はこの覚悟を持って取り組んだ社長を何人も知っていますが、100%成功しています。
もう、美学、品格すら感じる覚悟です。

例えば、僕の親友に、岐阜市で呉服店を営む、山本由紀子さんがそう。
創業130年以上の老舗です。
※現在は娘さんに社長を譲り、日本文化の伝承活動をされています。

先日、とあるオンラインイベントに山本さんが登壇され、僕もいち参加者としてお話を聞きました。
親友とは言え、意外と知らないことが多いんですね。
なんと、指示ゼロ経営の達人だったのです。

それが先述した「覚悟」です。

数年前に、娘さんに社長の座を譲った以上、口は出さないと決めました。
これ、文字にすると「へ〜」って感じですが、並大抵のことではありません。
よく、社長を引退し会長に退いたのに、いつまで経っても口出しする人っていますよね?
別に軽蔑しているわけじゃない。
それが普通のことだと思うのです。

だって、自分が苦労して育てた会社です。
新社長の未熟さもよく分かっています。
自分が育てた部下の幸せも考える。

この決断の原体験は、娘さんの幼少期にあります。
山本さんは社長として多忙な毎日を送っていました。
当時、学校は土曜日は半ドン(午前中だけ)で給食もありません。

ところが娘さんが家に帰ってきても山本さんは接客中ということが多く、なかなかお昼ごはんを作ることができませんでした。
そこで、自分で料理を作れるよう教えたのです。

「大怪我さえしなければ、多少、痛い目にあって成長していく」…そんな姿勢のもとで育つわけだから自立しますよね?

娘さんが社長に就任した後も、一切、口出ししませんでした。
これまで長年取り組んできた施策を変える決断をした時も、「きっと売上を落とす」と直感しましたが反対はしなかった。
で、実際にやってみて売上を落としたそうですが、すぐに修正して回復したそうです。

自ら考え決め、行動し、行動の結果に責任を持つ。
もし、いちいち口出ししていたら、こうした力は身につかないと思います。

まさにリーダー、マネージャーの美学・品格だと思います。

さて、山本由紀子さんがサンマーク出版から書籍を出されます。
書籍名は「品格の教科書」です。
まだ発売前ですが、1章の部分が立ち読みができます。
詳しくはサンマーク出版のHPで。

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