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これからの時代に生活者が欲するものを予測する

おはようございます。

仕事はじめから色んな人に会っています。
僕は比較的、家にいない方ですが家族はそれに寛容で、おかげで色んな経験をさせてもらってきました。
でも、東日本大震災の発生で自分の中の価値観が大きく変わりました。
被災地の岩手県大槌町で夢新聞を行った時に、自分が置かれている環境がいかに恵まれたものであるかを知ったのです。
家に帰れば家族がいる。離れていても電話をかければ声を聞くことができる。
そうした当たり前が、いかに有難いかを痛感しました。
相変わらず家にはいませんが、いる時は家族とたくさん話をするようになりました。

災害を目の当たりにしたことで価値観が変わったわけですが、これからの日本は災害が増えると言われています。
今日の記事は、そうした時代には生活者の価値観が変わり、それに伴いビジネスの在り方も変わるという話題です。

大震災の翌年、あるものが良く売れた

大震災の後、「絆」という言葉が流行りましたね。多くの人が、僕が感じたように当たり前の有り難さに気づいたからだと思います。
それが消費にも影響を及ぼしました。

大震災の翌年は、おせち料理がよく売れたそうです。
家族で一緒に過ごす時間を大切にするようになり、それに関連する商品・サービスが売れました。

20120321NikkeiMJ日経MJでも「絆」特集をやっていました

おせち料理の他にも、家族間でのプレゼントが増えました。
当然、企業はその変化に目をつけるわけで、広告のメッセージも変わりました。

IMG_3065

「絆マーケティング」なんて言葉も登場しましたが、要するにプレゼントのことです。
でも、その効果は大きく、あるジュエリーショップでは売上を30%以上伸ばしたそうです。
しかし、絆ブームは完全に落ち着きました。
でも、元に戻るかといえば、そう見えてそうではなく、静かに人々の価値観に定着して落ち着きます。
こうした繰り返しで徐々に価値観が変わっていくのだと思います。

日本列島は地殻の活動期にある

ある地質学者の書籍を読み、非常に納得したのが、1995年の阪神淡路大震災から、日本列島は地殻の活動期に入ったということです。
その後、中越、東北、昨年は御嶽山の噴火、長県北部と大きな地震が続きましたし、南海トラフや首都直下型地震は、起こることが前提で対策が進められています。

発生した時の対策、リスク管理はもちろんのこと、生活者の価値観の変化に対応することも忘れてはいけません。

「災害が起きるたびに人は絆の大切さを意識する」

よく「モノ」ではなく「コト」を売るといいますが、生活者の欲している「コト」は環境の変化で変わっていきます。
家族であったり、地域であったり、職場であったり、あらゆる人の集団で絆を大切にする流れになると思います。

確実に起きること…災害、人口減少、少子高齢化…そこから生活者の心境にどんな変化があって、それによりどんな「コト」を欲すようになるのか?それを考えることが大切だと思います。

モノはその手段として位置付けた時に、一貫性のある芯の通った商売になります。

災害は起きてほしくありませんが、今年も、様々な変化が起きると思います。

その先に、人が何を求めるのか?一段上位の視点で見てはいかがでしょうか?

それでは、寒いですが今日もがんばりましょう。

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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