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「休日は遊んでいる」と言えない社風が創造性の破壊の原因になる

本当に賢い人材は時間をかけなきゃ育たない

おはようございます。
来年、2015年に北陸新幹線が開通します。
長野ー金沢が1時間です。これまではクルマで行くのが一番早く、4時間以上かかりましたから画期的なことですね。
金沢、好きな街なんですよ。

でも、同時に速いことで失われることもあります。
クルマで行く時って、峠を越えて岐阜県や富山県の田舎町を通って行くんですが、その土地の風土に触れたり、新しい発見や出会いがあって、僕を少しだけ賢くしてくれました。
民俗学者の柳田国男さんは「旅をある一地に到着するだけの事業にしてしまおうとするのは馬鹿げた損である」と言いましたが、僕も同感です。
弥次さん喜多さんの時代、どんなバカでも東海道を歩いて旅をすれば、帰ってくる頃には少し利口になっていたと言います。

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僕は企業の人材育成も同じだと思っています。
業務に必要な知識や技術だけを詰め込むと、バカな社員が育つと思っています。
映画や音楽、お芝居などの芸術に触れたり流行りのお店に行くことで、時間をかけて創造性の高い社員が育つと考えています。

遊ばないヤツは儲からない

僕の知人は、60歳を過ぎてある会社の社長に就任しました。
彼、ハーレーダビットソンが大好きなんですが、その趣味を社員に隠しているんです。
なぜかというと、その会社の社風が「仕事以外は脇目も振らず」だから。
会社には我慢してプリウスみたいな真面目なクルマで通勤しているらしい(笑)
で、休みの時は爆音を立ててツーリングに出かける。
2重人格になりそうだよね。
多分、その会社の社員も同じような生活をしていると思いますが、会社にいるときは「私、休日はいつもビジネス書を読んでます」って顔をしている。

まったくもって損な話です。
創造性の高い社員は、様々な遊びを経験して生まれます。
僕はその社長に、「明日から爆音を立てて、革ジャンで出勤したらどうですか? 多分、社員さんたち喜びますよ」と言いました。
茶化しているわけじゃなく本当にそう思うからです。

だって創造性の時代だから。
お客様を感動させたり、アッと驚かせたり、そんなアイデアは遊びの経験値が高い人にしか出せません。
一方で、それをビジネスモデルに落とし込むにはビジネスの経験値と知識が必要です。
それは社内の誰かができればいい。
骨格・フレームと、そこに乗るアイデアの両方があって、初めてビジネスは走り出します。
そして、アイデアは現場の数だけ必要です。

モノを効率的に作って市場に流す仕事が限界に来ています。
お客様に「そうそう!こういうのが欲しかったの!」と言っていただける、魅了する仕事が求められる時代です。

だから、月曜日には、「昨日は◯◯に行ってきたの!」と言える社風がいい。

まずはリーダーは革ジャン&爆音で登場ですかね(笑)

いや、本気で。

それでは今日も素敵な1日を!

ワクワクすることに積極的なあなたが大好きです!

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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