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知識やスキルを活かすも殺すも、OS(考え方のベース)で決まる

どんなに素晴らしい知識や技術も、ベースとなる考え方次第で毒にも薬にもなります。
包丁を料理に使うか人を傷つけることに使うか?というくらい、同じものなのに結果が違う。
どうせ持つなら得をすることに使いたいですよね?
 
今日は、そのベースとなる「考え方」について考えていきたいと思います。

スキルを活かすにはOS(視点)が必要

人の能力はパソコンと同じだと思います。
パソコンが能力を発揮するためには、まずはちゃんとしたハード(本体)が必要です。
◯◯ギガとか◯◯ヘルツといったスペックです。
でも、それを上手に動かすためには優秀なOSが必要です。
OSが入っていても優秀なアプリ(ソフト)がないと動かない。
 
これを人間で例えると健康な心身(ハード)と、健全な思想・思考(OS)、正しい知識(アプリ)という関係になります。
どんなに素晴らしい知識を入れても、それを動かす「思考の型」がおかしかったり古かったら知識が活かされません。
 
例えば、話法を相手の幸せのために使うか、相手をコントロールすることに使うか?では得られる成果が大きく違います。
僕の友人が、以前にとある高額教材を「買わされて」しまいました。
その営業マンがすごくコントロールに長けた方で、二者択一の「当たり前の」質問に答えていたら「NO」と言えない状況にハマってしまったそうです。
結果的に「自分で決めた」という構図を巧みなコントロールで作り上げた。
 
友人は2度とその方には会いたくないと言っていましたし、僕も絶対に会いたくありません。
商売は基本リピーターで成り立ちますので、こういう商売はいつか破綻すると思います。
 
スキルが自分を滅ぼす毒になってしまうのは、基本的な考え方(OS)がおかしいからだと思います。

知識やスキルを活かすも殺すも、考え方のベースで決まる

先日、長野県塩尻市で新人研修を行いました。
この春、市役所と地元企業に入社した方40名が対象でしたが、スキルではなくOSづくりだけを行いました。
新人さんはみんな「希望」を持って今の職場に就いたわけです。
研修では、その希望について確認することからスタートしました。
「仕事をすることで、どんなモノ・コトを得たいのか?」ということ。
「働かなきゃいけないから」「趣味に使う金のため」「自分を成長させたい」「社会に貢献したい」まで様々でした。
どれが正しくて間違っているということはないと考えています。
どれも◯。
 
でも、それを実現させるためには、とてもとても重要な事実があります。
それは「所属する組織がコケたら何一つ手に入らない」ということ。
当たり前の話ですが、これを真に分かっているビジネスパーソンがどれだけいるか?と言えば疑問を感じています。
 
自分個人にとっては最適、でも全体にとっては不利益になる行動をとっている人は結構多いと思います。
その典型は「自分はできたからいいや」の発想です。
他人のために労力を使うのが面倒…その気持ちが分からないでもないですが、組織は1人できないことをチームで取り組むわけですから、チームで成功しないと所属する1人1人も成功できないようになっています。
船で例えると、沈んでしまったら船内で一番もドベも一緒に水に沈むことになります。
 
「1人1人が得をする一番良い方法は、全体で成果を上げる」
これもOSの1つです。
 
それを新人研修では面白いゲームを通じて気付きを得ました。
 
IMG_3437
 
スキルを自分だけのために使うのか?それともチームで成果を上げるために使うのか?では待ち受ける結果は大きく変わってきます。
 
知識やスキルを活かすも殺すも、考え方のベースで決まる。
まずは、そこから語り、そして社員さん同士で話し合ってもらう必要があると考えています。
 
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。
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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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