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社長が負けを認めると社員が動き出す。創造的な集団になる。

社内に未来を創る、創造的な雰囲気、環境はあるか?
今って、従来のものを改善するだけでは通用しない時代になりました。
モノから心の豊かさに移行しているでしょ?
モノをいくら改善しても、それが心の豊かさに繋がるとは限りません。
過去の延長を考えるのはなく、まだ無いものを創造する力が必要です。

そのために社内をどんな環境にすれば良いか?…今日はそんな事を考えたいと思います。

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創造活動は「過去のモノサシ」で潰される

未来創造活動を阻害する大きな要因の1つが「過去をモノサシにした批判」です。
社内に批判が多い会社は創造活動ができないと考えています。
その理由は、批判は過去のモノサシで行われることが多いから。
批判は「おかしい」の世界ですが、何と比べておかしいのかと言えば、その人が持つ過去からつくられた基準と比べている事がほとんどです。

新しいものは決まって過去の尺度からはみ出している。
だから、批判が多い組織に未来は創れないと考えているのです。

「第3の組織論」の著者、小林茂さんは、ソニー厚木工場を井深大さんに任せられた時に、「潰してもいいから思いっきりやれ」と言われたそうです。

指示ゼロ経営を極めると、究極の指示が出るんだな〜と思ったよ(笑)

井深さんは、過去のモノサシを捨てて事に臨んだのだと思います。

僕もそうですが、社内で一番批判、否定が多いのは社長です。
自分のやり方が正しかったから今があるわけで、新しいものを認めることは自分を否定することになると思ってしまうのです。

その恐れからつい否定、批判をしてしまうことってすごく多いんだよね。

社長に正解が分からなくても、集団は知っている

社内を創造性で満たしたいと思ったら、社長は「負けを認める」ことが大切です。
負けを認めるというのは「自分1人じゃできないから力を貸して欲しい」と言うことです。
それは取りも直さず、過去のモノサシを捨てる事になります。

今って、何がヒットするか誰も分からない時代です。
お客様にニーズを聞いたって答えてくれない。
提供してみて「こういうのが欲しかったの」と言うだけです。
つまり正解がない時代ってことね。

じゃあ、社長が知っているか?と言えばそうでもない。
世の中には、予知能力があるのかと思うくらいのスーパー社長もいますが、多くの社長は凡人です。

井深大さんの「潰してもいいから思いっきりやれ」という言葉には「力を貸して欲しい」という思いがあったのだと思います。
その言葉を口にした以上、覚悟を決めて任せるしかなく、細かな指示命令は出せません。
やり方をすべて任せるしかないのです。

社長に正解が分からなくても、社内の誰かが知っている可能性はあります。
さらに、集団の知恵…「三人寄れば文殊の知恵」はものすごくクリエイティブです。

そうなるためには指示命令を捨て「力を貸して欲しい」という事を伝える必要があります。
指示命令では自らの意志で動きませんが、力を貸して欲しいと言われれば、ひと肌脱ごうと思うのが人情ですよね。

正解が分からない時代には、自分1人でやろうとせずに、社員の力を借りればいい。

指示ゼロ経営は負けを認める経営、そんな風に言えると思います。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!

誰も縛らない、誰にも縛られないあなたが大好きです!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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