*

組織を活性化するには滅私奉公よりも「活私奉公」

馴れ合いのチームには良い仕事はできません。
かといって対立ばかりのチームもダメ。
自分の考えを持った社員たちが1つの方向に向いた時にチームはすごい価値をつくり出します。

それが真の調和です。

今日の記事は、個性の発揮と調和の両立について考えました。

村社会的集団は創造性には弱い

「和をもって尊しとなす」という状態がチームが最も活性化するあり方です。
和は、自然と出来上がるもので、強制すると集団は活力を失います。

和は個が尊重された時にのみ醸成されます。
多様な考えや思いの人が集まり、みんなが全体の成功を目指す中で、互いに個性を尊重し協働できる関係性です。

和とよく似ているが全く非なるものに「しがらみ」があります。
個の主張が許されず、全体に尽くす風土です。
「みんながみんなに合わせる」…僕は大嫌いですわ(笑)

「村社会」の構図ね。

別の言い方をすると「滅私奉公」です。
私利私欲を捨て組織に尽くすってこと。

やることが決まっていて、しかも単純な場合はこの関係性は効果を上げます。
例えば、僕の地元で7年に1度行われる「御柱祭」はまさにこれ。
1200年以上前から行われている祭りですが、山からデッカイ4本の木(柱)を地域住民が力を合わせて引っ張り神社の四隅に建てます。

IMG_9164

力を合わせれば動く、しかし力が合わないとピクリとも動かないんですよ…
個を捨て、全体に尽くすことが求められます。

このタイプの作業は滅私奉公の方が効果を上げますが、創造性が求められる仕事の場合は、個が尊重された上での和が大切になります。

滅私奉公よりも「活私奉公」で集団は活性化する

個が尊重されると創造的になる、というのは斬新なアイデアは「たった1人の変な人」から生まれるからです。

自律型組織が創造的なのは、たった1人が言い出した荒唐無稽とも思えるアイデアを、それを支持するフォロワーが現実味のあるプランに変えるからです。
アイデアマンは往々にして計画が苦手。
逆に、現実的な人は斬新性に欠けますからね。

1人ではできないことが集団だとできる。
だから、色んなタイプの人がいた方がいいというわけ。

これは互いの個性を尊重するから可能なことですよね。
全体のために個を滅して尽くせという風土では、なかなか起こりません。

僕は、今、そしてこれからの働き方は滅私奉公ではなく「活私奉公」だと考えています。

組織として創造性を発揮し成果を上げるだけでなく、働く1人1人が幸せになれるあり方だと思います。

自分の能力がみんなの役に立って「渡しってイケてるじゃん!」って思えたら素敵ですよね?

活私奉公をオススメします!
会社のためにも、働く人のためにもね。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

The following two tabs change content below.
米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存
  • LINEで送る
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。
読者登録はコチラ

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知をメールで受け取ることができます。

読者登録はコチラ

文字サイズの変更

標準 拡大
  • twitter
  • facebook
  • google
  • feedly
  • livedoor
  • rss
上司が教えなくても自分で勝手に答えを見つける質問術

「大切なことは何度も言う」「口酸っぱく伝える」…社長、上司が一生懸命な

「実現したい!」と思う経営計画書にしたければ物語を盛り込むべし

組織が活性化しない原因は、社員が悪いわけでも人材育成のやり方に問題があ

社員は心から職場を「安全な場」と思って働いているか?

人間は恐怖を感じると自分の身を守ることに集中しますよね? 本能だから当

任せるから育つのか? 育ったから任せることができるのか?

「早く社員に任せたいが、まだ社員に自発性が育っていないから任せられない

社員1人1人が自己実現できる舞台が会社だと思う

僕は夢を持つことはとても大切だと思っていますが「夢は追わない方が良い」