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目標は社員1人1人に割り振らずにチームの目標にする

1人1人が単独でがんばるよりも、チームとして活動した方が遥かに良い成果が出ます。
だから、より高みを目指すなら目標を1人1人に割り振るのではなく「チームとしての目標」を掲げた方が良い。

もし、目標を1人1人に割り当てているなら、チーム目標にしましょうという話です。

目標は1人1人に割り振らない

チームで取り組むメリットは知恵の共有、学び合い、教え合いが起こりみんなが成長することにあります。
チーム全体のレベルが上がります。
そして支え合うことで精神的にタフになり、簡単にメゲなくなります。

例えば、弊社の新聞配達の現場ですが、基本的に1人1人に割り当てられたコースを個々が配達するという形になっています。
1人で出社して、新聞を持って1人で配って終わる。
チームになっていないのです。

それがある年に「元旦のクレーム、配達ミスを0にしよう!」という目標を立てました。
新年早々クレームは嫌じゃないですか?お客様も配達員も。
それだけの理由で立てた目標でしたが、それだけでチームになったのです。

何が変わるかというとね、コミュニケーションが活発になるのです。

「元旦の新聞は厚いから梱包をした方がいい」と若手にアドバイスするベテランが出る。
年配者の新聞の束を若い衆が運ぶ。
「あの道は工事中だから気を付けて」なんていう情報交換もします。
事務方の女性社員は、お腹が空くからとおにぎりを持ってきてくれました。

みんなが実現を望む目標があると、集団は自律的に学習するようになるのです。

みんなが達成を望む目標がある時にチームワークが起動する

ただし、目標は社員みんなが「自分事」として捉ることが大切です。
「会社の目標」ではなく「自分たちの目標」と思っているかどうか?が重要です。

どうすれば自分たちの目標になるか?
それは「社員が目標を実現したいと願うかどうか?」で決まります。
当たり前の話ですよね?
でも、ここをすっ飛ばして目標だけを与えるケースが多いと思います。

だから目標には一工夫が要るのです。

目標達成を社員にとって意義あるものにしなければいけません。
その方法は、目標を達成した際に、社員にとってどんな良いことがあるか?を考えてもらうことです。

例えば「元旦のクレーム0」の例で言えばこんな感じです。

「クレームがないと対応の電話番が必要ないから、早く退社して家族とゆっくり出来る」
「全国、数多い新聞店の中でも伝説的な存在になる」
「新年早々、みんなで達成感を感じて、気分がいい」

こうした社員の個人的な意義を確認することです。

自分事になるでしょ?

みんなが達成を望む目標になった時にチームワークが起動します。
互いの短所や苦手を支え合うようになったり、学び合うようになります。

自律的に成長する組織になるってことね。

素敵でしょ?

社長は、社員個々の責任を明確にしたくて、1人1人に目標を割り当てたくなりますが、チームに目標を与える方が遥かに効果的です。

オススメですよ!

それでは今日もステキな1日をお過ごしください。

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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