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全力を尽くした上での失敗体験が企業を成長させる

公開日: : 最終更新日:2016/12/14 人材育成, 感性社会の経営

知識を社員に教える事はできますが、経験だけは自分でしてもらわないといけません。
経験して初めて身に付きますし上達するからです。
そして、経験には失敗が付きものだからそれを許すことが大切です。

企業の風土が失敗を許さないものになったら長期の繁栄はありません。

仕事は結果が全てですが、そのためには過程を最重視する

経験を重視するという考え方を、千葉ロッテマリーンズの元監督であるボビー・バレンタイン氏も言っていました。
NHKの特集番組で普通の少年野球チームに、サプライズで1日監督をするという企画がありました。

すごく面白かった。
子どもたち、バレンタインさんが登場しても「誰や?このおっさん?」って顔してたし(笑)

技術的なことは何も教えず、考え方だけを語っていました。
「僕は、キミたちに経験だけは教えてあげることができない」そして「全力を尽くして失敗した経験は宝になる」と。

それは「全力を尽くした結果の失敗を許す」ということです。
目先の結果に縛られていたら、こんな考えにはなれません。
また「失敗してもいいや」という許し方をしたら全力を尽くしません。

結果が出たかどうか?ではなく、全力を尽くしたか?
過程を最も重視しているということです。

過程が良ければ結果も良いはず。
だから全力を尽くしての失敗は、次に挑戦する時の「過程づくり」に役立つと考えているのだと思います。

仕事は結果が全てですが、そのためには過程を最重視するという、なんともややこしい話ですよね?

未来を創る仕事をしてきた企業は、常に未来を創る仕事に挑戦できる

僕の大学時時代の先輩で一部上場企業で営業をしている人がいます。
以前に、その先輩と飲んでいたらこんな事をボヤいていました。
「株主がウルサイから、絶対に四半期ごとの結果を出さないといけないが、それだと長期視点が持てなくなり、いずれ破綻する」と。

本当にその通りだと思いました。
結果が全てという考え方は良いですが、目先の結果を出すためにする事は、長期的な損失になる事が多い。
例えば、無理な売り込みで一時的に結果を出しても、お客様から嫌われ長期的には不利になることが多い。

それでも「そんな流暢な事は言ってられない。まず成果を出さないと会社が存続できない」という企業もありますが、それは過去に未来を創る仕事を怠ってきた結果です。
さらに苦しい未来を創ることになります。

過去に未来を創る仕事をしてきた企業は、今が良いから、さらに未来を創る仕事に挑戦できる。両極端に分かれてしまうのです。

冒険しないと事業は飛躍しませんし、冒険に失敗は付きもの。
目先の結果ではなく、全力を尽くしたか?を見る。
その上での失敗を許すことが企業の未来を創るために大切です。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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