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注意が上手な社長は人の善なる部分に働きかける

先日、沖縄で夢新聞を行いましたが、その時の参加者、小学1年生〜4年生の子ども達から人材育成の要諦を学びました。

何か注意を与える時に、相手を一人前と見ると、相手もそれに応えてくれる、という事です。
相手を一人前として見た注意の与え方です。

集団に対し「一人前と見て、注意を与える」こと

まず、前提となるのが、指示ゼロ経営では余程のことがない限り個人を注意することはありません。
集団に対し注意を与えます。
その理由は、自律型組織には3つの役割が自然発生し、互いに作用しあっている…つまり集団の状態は「みんなで作り出している」と考えるからです。

その3つの役割に関してはこちらの記事を御覧ください。
「指示命令なしに自分達で課題解決をするチームの創り方」
さて、夢新聞では、参加者の子ども達に「制限時間、◯時◯分までに、ここにいる全員が1人残らず夢新聞を完成させる」というミッションを与えます。

つまり夢新聞を通じ、みんなで助け合い学び合う体験学習を目的にしています。

やり方はすべて子ども達に任せます。

すると、自発的にお友だちを教えたり、逆に「教えて」と助けを求める子が現れます、自然発生的に。

しかし、子ども達の中には「自分が出来たからいいや」と遊び出す子も現れます。
そうすると、その子にフォロワーが付いてしまいます。

その時に、集団に対し「一人前と見て、注意を与える」ことをします。

人間の心には善なるものがあり、それと共鳴する接し方がある

1人前として見るということは「お前ダメ、分かってない」ではなく「あなたは分かっている」という前提で話しかけます。(集団に)

具体的な言葉が変わります。
「今日のミッションは分かっているよね。」
「今がどういう状態かも分かっているよね。」
「じゃあ、何をすれば良いかも分かっているよね。」

笑顔でゆっくりと丁寧に伝えます。

それを先日の夢新聞で行いましたが、正直、小学低学年に分かるかな?と不安でした。
しかし、その子たちの中で1人でも分かる子がいて行動を起こすと、みんなもそれに続きます。
その時は「凄いね!!」と集団に対し言います。

僕は、夢新聞を通じこれまでに4000人以上の子ども達と出会ってきましたが、何度も「お前、ダメじゃん」と叱ったことがありますが、それで解決したことは少なかったです。

年齢に関係なく、人間の心には善なるものがあり、それと共鳴する接し方があるのだと思います。

何か注意を与える時に、相手を一人前と見ると、相手もそれに応えてくれる。
これは集団を褒める時も同じだと考えます。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしくださいね。

また明日!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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