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2代目、3代目の社長は使う言葉を「すべき」から「したい」に変えるべし

自発性を説く名言に「馬を水飲み場まで連れていくことは出来ても、水を飲ませることは出来ない」というものがありますが、言い得て妙ですよね。

社員に強引な命令しても、本当には取り組まないということです。

馬でさえそうなのですから、複雑な感性を持つ人間に自発的に取り組んでもらうには工夫が要ります。

今日は、後継社長が組織を動かすために絶対に欠かせない要件を書きます。
キーワードは「したい」という言葉です。

それをする必要性を説くことが大切

普通、リーダーは何かに取り組み、それを社員に説明するときに必要性を説きます。
「それをする意義・目的」です。

人は意味のない事には積極的になれない。

「それをすると、どんなメリットがあるか?」
「やらないと、どんなデメリットがあるか?」

理屈で理解する領域です。
馬には通用しませんが、人には通じる。

だから、優秀なリーダーはこれらをちゃんと説明します。
でも、実はこれだけじゃない。
僕は、色んな社長を見てきて、デキるリーダーは感情に火をつけるのが上手だということに気づきました。

そういうリーダーは、必要性だけじゃなく「自分がどうしたいのか?」を語っています。
宇宙のビッグバンと同じように、集団が動くエネルギー源はリーダーに「やりたい」という未来に向かう感情があるということ。
やりたくてウズウズしていると、まわりに人が集まってくるんだよね。

逆に、そうじゃないと義務感だけで動くことになり、創造性は発揮されません。

必要性だけでは人の感情は動かない

人は、楽しいことは命令されなくてもやりますよね?
水が大好きな人は、他人に言われなくても自分で飲む。

先日、パラグライダースクールの校長ををやっている友人が、FBでこんな投稿をしていました。

ueno

「なぜ飛ぶの? 楽しいから もっと飛びたい シンプルです」

本当にシンプルですね。

しかも、名前は「上野陸」
陸の上…天職だわ!

上野陸さんのブログはコチラ
http://sunny-side.net/blog/

「その行為自体が目的化している」
「行為そのものから報酬が得られる」

きっと、上野さんと話をしたらパラグライダーをやりたくなると思いますよ。
そして、習うならこういう方が絶対に良い。

楽しさは伝染します。
きっと馬だって、仲間が水飲み場で楽しそうに水を飲んでいたら、進んでそこに行き飲むと思います。

リーダーがワクワクしていること。

必要性には客観性があり、誰が聞いても「そりゃそうだ」という話しです。
主語がなくてもいい。

でも、思いはリーダーの「私は…」という主語がなければ伝られない話です。
だからこそ、それを口にするのは勇気が要ります。

「◯◯したい」

そこに「みんなでそうなろう!」が加わればビッグバンを起こす。

僕はそう考えています。
後継社長は、もっと我がままになっていいと思います。

それでは今日も素敵な1日を!

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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