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■斬新なアイデアに溢れる会社にしたければ、まったく畑違いの業界から来た人を採用すべし

今日は採用について書きます。
弊社でも求人をかけると、業界の経験者から申し込みが来ます。
でも、これまで1人も採用したことはありません。
なんで?
業界の垢がついているから(笑)
それもありますが、多様な経験を持った人材がいる組織にしたいからです。

もし、斬新なアイディアに溢れる会社にしたいなら、畑違いの業界にいた人材を採用した方がいいという話です。

創造は既存のものの組み合わせで起きる

斬新なアイデアは、無から突然に生まれるわけではありません。
すでにある、「何か」と「何か」の組み合わせで生まれます。
それが、異質なものであればあるほど斬新性は増します。

「異質なもの同士を組み合わせて、そこに道理が生まれた時に斬新なアイデアが誕生する」

これ真理だと思います。
例えばJAZZ。
JAZZは西洋のクラシックとアフリカの音楽(アフロ)を組み合わせてできた音楽です。
諸説ありますが、黒人差別の少ないフランスでクラシックを学んだ黒人が、南北戦争をキッカケにアフロ回帰をしたことから始まったそうです。

jazz2

つまり、色んな経験をした人の方が新しいアイデアを出す可能性が高いということ。

Googleの上級副社長であるラースロー・ボック氏は「色んな会社で働いた人を採用したいと」言っていますし、専門分野は30歳になってから開拓すればいい(それまでは多様な経験を積ませる)と考えているそうです。

弊社のスタッフに牧内という女性がいますが、彼女は大手人材派遣会社の後に印刷会社で働き、その後弊社に来ました。
彼女は今、「地域を思いっきり楽しもう!」というコンセプトの情報誌を作成しています。
定期的に発行する予定ですが、これは印刷会社にいた時に得たノウハウと、地域の隅々まで熟知している新聞店の特性と、そして彼女自身のライフスタイルから得た「身近な楽しみ方」のノウハウを組み合わせたものです。

情報誌には地元商店の情報も載りますが、多くの商店は特別「ウリ」がなく、そのまま載せても面白くない。
だから、そのお店の独自性を見つけて磨いていく活動も平行して行っていきます。
それはおそらく人材派遣会社で得たノウハウだと思います。

独自化は中小企業の急務

今、多くの中小企業が独自化を求められています。
単にモノを作って売る、仕入れて売るだけだと大手には敵わないから、「ここにしか無い価値」を創らなきゃいけない。
あるいは、業界自体が衰退期に入っている場合は、今

そこにはアイデアが必要です。
アイデアを生み出すのは、弊社の牧内のような多様な経験をしてきた人材です。

職歴が多い人に否定的な経営者は結構いますが、これからそんな考え方は捨てた方がいい。
あ、根性がなくてすぐに会社を辞めちゃうヤツは別ですよ(笑)
あと、プライベートでも趣味を持っている人がいい。
それらが、自社の業務とはかけ離れたものであれば最高です。

「異質なもの同士を組み合わせて、そこに道理が生まれた時に斬新なアイデアが誕生する」

動物園みたいな会社を創りましょう!(笑)

それではまた明日!

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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