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マーケティングの効率・成果を追求すると、それは結局「愛」に行き着く

おはようございます。

先日、PTAの同窓会があり、1年間一緒に活動してきたある女性が作家さんだったということを初めて知りました。
出版社から小説を2冊出しています。

10382154_794036927349488_7225702434888422550_n本にサインをしてもらいました

小説を書ける人ってどんな脳をしているんだろう?と興味津々で話を聞くと、そこにはセールス・マーケティングに通ずるものがありました。

今日は、「誰に売りたいのか?」…商品ではなく「人」を見る、その人のことを本気で思う時に反応率の高いセールスができるという話です。

たった1人のターゲットを設定して物語をつくる

僕のブログの文量は1回あたり1500文字程度です。
それでも自分で何が言いたいのか分からなくなってしまう事があるのに、1冊の書籍を書き上げるってすごい、そう思います。
そのコツを聞くと、登場人物のプロファイリングをつくり、大雑把な物語の流れをつくると、後は「登場人物が勝手に動き出す」そうです。
脳内に、自分の意志とは独立した世界ができるような感覚なのかな?

それを聞いて、マーケティングと同じじゃん、そう思いました。

僕の経験上、セールスが成功する時って登場人物(お客様)の心境や行動が、予め手に取るようにリアルに描ける時です。
具体的に言うと、「誰に買って欲しいか?」…実在する人間の顔が浮かび、その方が僕が勧める商品の話を聞いた時に、その人が何を感じるか?どう行動するか?の物語の脳内予言ができるということ。

例えば、子どもが自発的に学習する事をウリにした科学雑誌を販売して大きな成果を上げたことがありましたが、その雑誌がリリースされた時に、以前に「ウチの子、いつもゲームばかりやっていて、毎日のように『その情熱を少しは勉強に向けたらどう?』って叱っているの』と言っていた友人の顔が浮かびました。

僕の脳内に物語が紡ぎ上げられました。

「まずは創刊号を買いなよ。その中で子どもが興味を持ちそうな話題をクイズ形式で出してごらん。それで興味を持ったら、創刊号を子どもにプレゼントしてみたら?」

彼女の子どもが目を輝かせてその雑誌を読み、「次の号はいつ出るの?」と口にしている場面がリアルに浮かびました。

「これ、イケる!」そう思って、僕は、彼女1人に向けてチラシをつくり、それを地域に配布しました。

ターゲットが勝手にしゃべりだすくらいに細かくデザインする

小説では、登場人物のプロファイリングをものすごく細かく行うと言います。
物語の中に出てこない、何の影響もないような部分までリアルに描くそうです。
実在するかのようなリアリティを帯びた時に、登場人物に魂が宿る。
そうすると、勝手にしゃべりだし、動き始める。

セールスも同じで、万人ではなく、たった1人を描き、その方の物語を描くと、それが生々しいマーケティングのシナリオになります。
たった1人を思い、その人の幸せを思い、その人に向けて発した言葉でチラシを作る、それを多くの人に発信する。

「ターゲットを明確にする」と言いますが、それは「30代の女性」とか「団塊世代」といった乾いたものではなく、その人の人生をも説明できるくらいに人物デザインを行うことです。
実在する人だったら一番楽ですよね?

マーケティングの効率・成果を追求すると、それは結局「愛」に行き着く。
仕事ってなんと素晴らしいものだろう、僕はそう思わずにはいられません。

「モノ」ではなく「人」を中心に置いた商売の視点です。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

また明日!

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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