米澤晋也 4つの人格を持つ男

今年のGWは昨年に引き続き家でまったりと過ごしています。
長い人だと10連休だそうですね。
そんなに休んだら脳が劣化しそうです 笑

一方で、「私は連休中も仕事をします」という方もいると思います。
仕事があるわけじゃなく、自ら仕事を作るという「ザ・仕事人間」です。
そんなに働いたら心が乾きそうです 笑

ワークライフバランスが叫ばれて久しいですが、僕は「バランスを取る」という考え方は採用していません。
良し悪しではなく僕の価値観の話ね。

バランスを取るのではなく統合した生き方が好きなのです。

僕は20代後半、統合を失った生活を送っていました。
取引先のお偉いさんが非常に厳しく、「新聞の部数を増やすことがあなたの使命だ」と言われ続けました。
使命とは、文字通り「命を使って取り組むこと」…なのに、それが新聞の部数を増やすことなんて切ないですよね。

でも、それを強く要求され、いつしか僕は「仕事」と「プライベート」を分けた人生を送るようになりました。

具体的には「仕事」「家庭」「趣味」を分けて、上手にバランスを取るようにしたのです。
我慢して仕事をして稼いで、それを大切な家庭と過ごしたり趣味のために使いストレスを発散するという構図です。
特に、家庭と趣味にどう時間とコストを配分するかに気を遣いました。

でも、こんな毎日が続くと、自分の中に3人の自分ができてしまったのです。

さらに、僕の地域は町内会組織がしっかりしており、定期的に役が回って来るんですよね。
そうすると「地域社会を生きる自分」が加わり、4つの自分を生きなきゃいけなくなり、もう訳が分からなくなりました。

この関係性は、仕事、家庭、趣味、地域社会それぞれが「主」で、自分が「従」で成り立っています。

おそらく10年以上続いたこの分離状態が統合され始めたのは、35歳くらいだったと思います。

時々バラバラになることもあるが基本的に「自分を軸」に統合されたのです。

統合は「自分のあり方、生き方、考え方」の基づきます。

僕は指示ゼロ経営で生きています。
僕そのものと言っても良い。

具体的には…
自分が経営する会社は指示ゼロ経営で回す。
指示ゼロ経営の考え方で子育てをする。
行政に依存しない小規模分散型の地域活動に参加する。
趣味の音楽からは自由を感じ取り満喫する。

統合されると、地に足がついている感じがするんだよね。

「社長はこうあるべき」「父親はこうあるべき」「この地域の人はこうあるべき」…他人が決めたこうした評価軸を捨てると、ずいぶんと愉しく生きることができるようになりました。

それでもたまにグラつくことがありますがね。

さてGWはいつもと違った気分になるので自分を見つめ直す良い機会になり、今日の記事を書いたのでした。

それでは引き続き素敵なGWをお過ごしください。

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