今売っている商品を「特別な商品」に変える精神的価値という考え方

モノに想いがこもるとスピリチュアルな価値になる

人には誰しも「捨てられないもの」があると思います。
例えば、アルバム(写真)は失恋でもしない限り捨てられないと思います。
大切な人からもらったプレゼントもそう。

笑える話では、結婚式の引出物に新郎新婦の写真が入ったお皿があったそうです。
もらった人は「使えない」「他人にあげられない」「転売できない」「捨てられない」と嘆いていました 笑
引き出物としては大成功ですね…

この引き出物がそうかは分かりませんが、人の想いがこもったものには特別な価値があるのだと思います。
これを僕は「スピリチュアルな価値」と呼んでいます。

今は「何を買うか?ではなく誰から買うか?」の時代だと言う人がいます。
本当にその通りだと思いますが、この「誰から買うか?」の意味合いにはいくつかの種類があると思います。

その相手が好きだから、そんな応援の気持ちで選ばれることもある。
さらに、その相手の想いに共感して、想いと商品が同化した場合、とても強く選んでくれる人が出る。

そんな価値を創り出すことが成熟社会には求められると思います。
想いという目に見えないものを商品・サービスに統合することです。

何を売っているか?とともに「なぜ売っているか?」を考える

例えば、最近、親友でありビシネスパートナーの中塚緑さんがマスクをプレゼントしてくれました。
マスクは、感染を防ぐという機能的な商品です。
ところが友人が贈ってくれたマスクは、開けた瞬間に涙が溢れるほど嬉しかった。
まさにスピリチュアルな価値と同化したマスクでした。

このマスクの素材は手ぬぐいなんです。
しかも、想いのこもった手ぬぐいです。

僕が1年前に指示ゼロ経営の書籍を出版した時に、記念に手ぬぐいを作りお世話になった方に贈りました。
その手ぬぐいは、書籍の中で紹介した岩手県の京屋染物店さんに作ってもらいました。
京屋さんは指示ゼロ経営のマスターで、とても熱い想いを持って経営をされています。
縁起物なので、想いを共有している京屋さんにお願いしたのです。

中塚さんにも手ぬぐいを贈ったのですが、それがマスクになり帰ってきた。
想いはこう。
手ぬぐいには「仕事の主」という文字が入っています。

これは働く人が、自らが仕事の創造主となって欲しいという僕の想いです。
中塚さんは僕に、「コロナに負けず仕事の主をたくさん輩出して欲しい」という想いを込めて手作りしてくれたのです。

ある古着屋さんでは、商品1つ1つに以前の所有者のコメントをつけています。
服を買ったいきさつや思い出が書かれたカードが付いているのです。
大切に使って欲しい、そんな想いからの取り組みだと言います。

僕が商売を始めた時に、師匠にこんなことを言われました。

(引用)
よりよい物やサービスを開発する、仕入れることが基本。それができたらお客様を味方につけることを考えなさい。そして10年も商売をやっていると「何のために今の商売をやっているのか?」という疑問が生まれるから良く考えることだ。そして自分なりの答えをお客様や取引先に伝えることだ。

ちなみに僕の想いはここに記していますので、時間がある時に読んでくれたら嬉しいです。

https://www.shijizero.jp/archives/n5882

何を売っているか?とともに「なぜ売っているか?」を考えることで、あなたとあなたが扱う商品が「特別」になると思います。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

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