部下に「手の内を明かす」リーダーが素晴らしく成果を出すチームを創る

自分たちで決めるから自分事になるし責任も生まれ仕事が愉しくなる

よく「そこまで社員に知らせる必要はない」と言う社長がいます。
「そこまで」というのは、例えば決算書などの経営情報などです。

あるいは、社長の意図です。
例えば、これまで秘密だった決算書を公開すると決めた社長がいたとします。
その意図は、「客観的な情報を見ることで、会社を自分事と捉えて欲しい」というものです。
でも、その意図は知らせなくてよい、ただ公開すればい良い、そんな考え方です。

知らせるかどうかに正解はないと思っています。
その会社なりの正解がある。でも、より社員に自発的に動いて欲しければ、より参画意識を持って欲しいと思ったら、手の内は明かした方が良いと考えています。

僕は手の内を明かすことで指示ゼロ経営をやってきました。
いや、それをしなかったら成功しなかったと考えています。

指示ゼロ経営では、いちいちリーダーが指示命令をしなくても、社員集団が自分たちで課題を発見し、知恵を出し合い考え行動します。
計画(Plan)→実行(Do)→検証(See)→再びPlan…のサイクルを自分たちで回すわけです。
自分たちで決めるから自分事になるし責任も生まれます。何よりも仕事が愉しくなります。
愉しんでいる人の創造性は凄いですからね。
リーダー1人の力を凌駕する成果を出します。

正解が分からない時代において、現場レベルで自律的に動いてくれたら、多くの課題が素早く解決するはずです。

手の内を明かすことは部下を対等なパートナーと認めること

さて、それをするためには情報が必要です。
指示ゼロ経営では社員さんは指示命令ではなく情報で動きます。
指示を出しても、情報を基に自分たちで考えるから、堂々と反論するし、時にリーダーの指示をスルーします(笑)

情報公開をせずに指示ゼロ経営は成り立たない。

どこまで公開するかは、その企業の判断です。
力になって欲しい範囲で決めれば良いと思います。
売上だけに尽力して欲しかったら売上高を開示すれば良いし、売上総利益(粗利益)まで尽力して欲しかったら、それを開示する。
貸借対照表の数値向上に力を貸して欲しかったら公開する必要があるというわけです。

たまに、公開もせずに「会社のキャッシュが減って大変だ」と社員を煽る人がいますが、とても迷惑なことです。
共に悩み考えて欲しいのなら、同じ情報をベースに対話しなきゃいけないよね。

さて、情報公開も手の内を明かす1つですが、他にもあります。
それが冒頭の「客観的な情報を見ることで、会社を自分事と捉えて欲しい」と言ったものです。

これは社長がPlanしたものです。
意図を知らせないということは、部下にはDoだけやらようと言うことです。

これでは自分事になってくれるはずがないよね。
それでいて「主体性に欠ける」と文句を言うのはおかしなことだと思います。

手の内を明かすと、それを理解する部下がいます。
全員が分かってくれれば良いのですが、大抵の場合、最初に理解するのは一部の人間です。
行動は雄弁と言いますが、彼らの行動…愉しんでいる姿、成果を出して喜んでいる姿を見て、徐々に周りの社員さんが理解して、全体に伝播していくはずです。

手の内を明かすことは、部下を対等なパートナーして観るということ。
味方になって欲しかったら必須のことだと思います。

それでは今日も素敵な1日を!

誰も縛らない、誰にも縛られないあなたが大好きです!

 


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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。株式会社Tao and Knowledge代表 株式会社たくらみ屋代表 一般社団法人夢新聞協会理事長。
指示・命令をしなくても自分たちで課題を発見し行動できる組織「指示ゼロ経営」を提唱する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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