自社を応援してくれる人を増やすにはどうすれば良いのか?

事業を成長させるには「社長の思い」が大切だと思います。
成功している経営者って「絶対に実現させてやる」という熱い思いを持っているもんね。
でもね、それを本人以外の人も望むか?って事の方が大切だと思うんです。
例えば、どれだけ社長が望んでも、それをお客様が望まなかったら商売になりませんよね?
 
「自分の思いが、みんなの思いになる」…そんな事業が上手く行く、今日はそんな内容です。

実現を望む人が多くなればなるほど、その実現性は高まる

事業は決して1人で成功させることはできませせん。
社員や取引先、お客様…様々な人の支援が欠かせません。
ですが、それをお金だけで解決するのには無理があります。
だって、お金で社員をこき使う経営者のもとにはお金に興味が偏った人が集まるでしょ。
これは不自然な高人件費を招きます。
お客様を金で買うって変な表現ですが、広告費が高い会社はそれをやっているのです。
あるいは安売りでお客様を集めるか。
 
先日の記事でも書きましたが、たいして魅力のない商品を社員にノルマを与え売っている会社がありますが、誰が幸せになるの?って感じですよね。
社員も苦しい、お客様も嫌…嬉しいのは経営者だけ?
そんな商売は無理があると思います。
 
だから「社長が実現を望むものを、まわりの人も望んでいる」…そんな構図が大切だと考えているのです。
 
「本人」
「社員」
「社員の家族」
「取引先」
「お客様」
「地域」
 
実現を望む人が多くなればなるほど、その実現性が高まるはずですよね?
逆に、誰かが望まなかったら、そこが抵抗になり、無理をしないと前に進まないビジネスになります。

天が望むものを自分の人生を賭けてやれば天職になる

僕の、最も若い友人に中学生の駿くんがいます。
今から3年前、駿くんがまだ小学5年生の時に夢新聞で出会ったのですが、僕は会ったその日に彼のファンになりました。
実は、彼には吃音と発達障がいがあります。
夢新聞ワークショップの冒頭に行った自己紹介タイムで、彼はそのことに触れました。
一生懸命に言葉を絞り出し「迷惑をかけるかもしれませんが、よろしくお願いします」と言った。
そんな彼が描いた夢は「長野県の教育長になる」というものでした。
夢発表の時に、駿くんは大人たちの前で堂々と、その夢と、それを描いた理由を発表しました。
「僕は、障がいがあることで学校でたくさんの生きづらさを感じてきました。そんな僕だから分かることがあります。できることがあると思います。僕は、長野県の教育長になり、障がいのある子も、ない子も互いに支え合える学校づくりをしたいです。」
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もう、スタンディングオベーション。
聞いていた大人がみんな「がんばれよ!オレにできる事があったら応援するからね」と言いました。
一緒に参加したお父さんは号泣。
 
教育長になるというのは駿くんが実現を望む思いです。
と同時に、みんなも望むもの。
家族も、まわりの大人も、地域も望む。
 
でも、僕はその上に望んでいる存在があると、その時に感じました。
「天が望んでいることなんだな」…そんな不思議な感覚になりました。
 
さらに、この世に「天職」「天命」という言葉がある理由もなんとなく分かりました。
天が望むものを自分の人生を賭けてやるのが「使命」
その才能を天が、個性という形で授けてくれたのだと思いました。
 
僕の好きな言葉に「あなたは、あなたがなるべきものに、きっとなれる」があります。
「きっとなれる。まわりも望むことならば」という事だと思います。
 
自分の望みは果たして自分以外の人も望むだろうか?
そんな視点で事業を見つめ直すことも必要だと思います。
 
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。
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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。株式会社Tao and Knowledge代表 株式会社たくらみ屋代表 一般社団法人夢新聞協会理事長。
指示・命令をしなくても自分たちで課題を発見し行動できる組織「指示ゼロ経営」を提唱する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。
著書に「リーダーが『何もしない』とうまくいく」がある。

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