*

顧客が頭での理解を超え、感情レベルでの理解した時に反応率が上がる

これからのビジネスには感情レベルの理解が必要になる

おはようございます。
天気予報も外れることがあるんですね〜
予想と反して、まったく雪が振りませんでした。

さて、今日はお客様の感情が動く仕掛けで成約率やリピートを上げるという話です。

実は、明日、夢新聞協会の認定講座があり、今日はその準備に追われそうです。

IMG_6185

ちなみに、明日の講座のメインテーマは「感動を創りだす」です。
これが結構難しいんですよ。
私たちは子供の頃から、物事を論理的に伝えるトレーニングはそこそこ受けていますが、人を感動させるスキルに関しては、ほとんど学んでいません。
感性という抽象度の高い、いわばブラックボックスで体系的に学ぶのが難しいのは事実なんですが、これからの時代には必須のスキルだと考えています。
認定講座では、プロの芸人を目指すレベルではないにせよ、確実に感動を生む原則を学んでいただくコンテンツが用意されています。

感情で理解した時にほしい気持ちに火がつく

僕は、感性の領域がビジネスに効果を発揮することを身をもって体験しています。
とある私立幼稚園のマーケティングの仕事をさせていただいた時の体験です。
今、少子化が進む中で、私立の幼稚園は園児の確保に苦労しています。
だから、独自化を進めなければなりませんし、その独自性を対象顧客に効果的に伝え、入園願書を出してもらわないといけません。
ただでさえ先生方は忙しいのに、専門部署が1つ必要なくらいの大仕事が加わって、非常に大変ということで僕に依頼が来たのです。

さて、取り組んだことは非常にシンプルで、まずはエリア内にいる入園を控えたターゲットにチラシなどの販促物を届け、体験入園をしてもらうように仕掛けました。
これは初年度から非常に上手くいきました。
体験入園では名簿が入手できますので、その後、ニューズレターを届け、幼稚園の教育をリアルタイムで伝え、価値を伝える工夫をしました。
これも初年度から上手くいきました。

ヨゼフチラシ辰野モザイク

で、問題は、そのリストに対する願書提出率です。
あまり良くなかったのです。
それでも園児数は増えたのですが、予想よりもはるかに低かったのです。

原因を検証したら、毎年秋に行われる入園説明会にあるのでは?となりました。
入園説明会って、行きたいですか?
僕は行きたくはないです。ただ必要に迫られて行くというのが現実です。
だって、つまらないんだもん。
淡々と教育内容の説明が、抑揚のないしゃべり方で続く…
ほとんど我慢大会ですよ(笑)

そこを改善したのです。
保護者が知りたいのは、園の教育内容ではありません、実は。
自分の子どもが、その幼稚園に入るとどの様に成長するかが知りたいのです。
いわゆる「モノ」ではなく「コト」の発想です。
コンテンツの編成を教育内容メインから、子どもにフォーカスした内容に変えたのです。
そして、最大の仕掛けは、最後に流す映像です。
これが感動するのです。

入園を控えたお母さんの気持を、音楽と文字で表現しました。
24時間ずっと一緒だった子どもが、自分の手を離れる寂しさ。
嬉しいはずなのに少し寂しい気持ちが心に残る。
映像では、その心境から始まり、入園してから「行きたくない」と駄々をこねる子どもの様子、そして気が付けば、幼稚園が目指す、優しく逞しい子に成長している、その様子を表現しました

僕は、現場を見たことがないのですが、園長先生に聞いたら、何人も涙を流していたとのことです。
で、願書提出率が飛躍的に上がったのです。
その要因は、心が動いたことにあると考えています。
論理的情報はこれまでも伝えてきましたが、それは頭で理解しただけであって腹に落ちるというレベルではなかった。
感情で理解していただくと、お客様の動機が高まるということ。

今は、安易に物を買わない成熟社会です。
感動とまではいかなくても、喜怒哀楽の感情が起きるような仕掛けをマーケティングのシナリオに組み込むことが大切です。
あ、怒らせたら身も蓋もないか(笑)

機会があれば、心を動かす原理を学ぶセミナーもやりたいと思っていますが、小説を読んだり映画を観ることでも、相当に感性が鍛えられますからね。

まずは自らが、心が動く体験をすることだと思います。

それでは、明日の準備に行ってきます!

また明日。

 

The following two tabs change content below.
米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存
  • LINEで送る
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。
読者登録はコチラ

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知をメールで受け取ることができます。

読者登録はコチラ

文字サイズの変更

標準 拡大
  • twitter
  • facebook
  • google
  • feedly
  • livedoor
  • rss
責任は「取るもの」ではない「果たすもの」である

仕事に責任はつきものです。 誰だって無責任な人は嫌いですよね? 「言っ

あなたが情熱を感じてきた事が、あなたの事業の未来を形づくる

「◯◯すべき」という言葉が多い会社は窮屈で自由な発想が生まれません。

現場のことは現場で解決する…主体的な現場を創るための社長の心得

企業でよく「末端」って言葉を使いますよね? 「末端の人たちの仕事」なん

何屋といったカテゴリーに縛られず「自分の表現の場」と考えると道が拓ける

タウンページにある業種のカテゴリーが役に立たない時代になったと実感して

変化に素早く対応できるチームにしたければ役職は決めない方が良い

何かをやろうと思った時に、すぐに実行に移せる会社は強いです。 成果は行