*

水分補給から「青春の飲み物」へ価値を変えた飲料

感性社会では価値命題が変わります

img_0

 

暑いですね〜
しっかり水分を補給して熱中症対策をしないと、大変なことになりますよ。
最近では熱中症専用のドリンクも登場しましたが、何と言っても王者はポカリスエットですね。

1980年に発売された時は、得体の知れないものでした。
誰がこんなのもの飲むの?って感じでした。
カロリーメイトもそうですが、大塚製薬ってイノベーティブな商品を出しますよね。
医療の現場で開発されたものを一般向けにアレンジするのが上手ですよね。

ポカリスエットの登場で「スポーツドリンク」というカテゴリーが確立されました。
「イオンサプライ」とか「アイソトニック」なんて専門用語で攻めていました。

ポカリスエットはどういう飲み物か?

発売当初は効率よく水分を補給できる飲料であることを訴えていました。
しかし、今では、ハイポトニック飲料など、もっと高性能な飲料があります。
市場は飽和状態。

と同時に、発売当初から詠っていた「アイソトニック」が実はそうじゃなかったと騒がれましたね。
だから、自分だけの土俵をつくり、全く別の価値訴求をしてきました。

イノベーターで圧倒的存在感を誇るポカリが、その価値を別のものに転換しました。

「青春の飲み物」としての価値訴求

おそらく、ここ20年くらい、機能・性能を訴求した広告は出していません。

「部活」
「汗」
「恋」

その脇役としてのポジションで勝負していますよね。

IMG_1845

上手いな?と唸ってしまった

対し、アミノバイタルは機能を訴求した硬派なポジションで勝負しています。

IMG_3188

理由があるから文字数が多くなる

どんな人が使う商品なのか?
その仲間入りをしたという購買動機があるのだと思います。
あなたの会社、あなたが販売する商品・サービスのユーザーは「どんな人」なのか?

人を中心としたイメージづくりが求められる時代だと考えます。

まとめ

似たような効果・効能が得られる商品であふれ返っている成熟社会では、差別化を通り越してまったく違う価値を創造する事が求められます。
そのためには、人で絞り込んだ、独自のフィールドをつくる必要があります。
同じカフェというカテゴリーでも、コメダ珈琲とスターバックスとでは「顧客」が違います。
顧客が違うということは価値が違いということ。
顧客はどんな人なのか?そんな視点で価値のデザインを行うことが重要です。

 

The following two tabs change content below.
米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存
  • LINEで送る
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。
読者登録はコチラ

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知をメールで受け取ることができます。

読者登録はコチラ

文字サイズの変更

標準 拡大
  • twitter
  • facebook
  • google
  • feedly
  • livedoor
  • rss
手を休めることなく働いている会社は危険。適度なゆとりが儲かる会社の秘訣

1人1人が手を休める暇もなく働いている会社はダメ助け合うチームは成

伝説のゲームから学ぶ、仕事を楽しいものに変える3つのポイント

世の中には仕事が楽しくてしょうがないという人もいます。一方で苦痛だと感

社員が「ご機嫌で」働くことを目的に置いた企業が繁栄する時代になった

社員の幸せと業績には相関関係がある僕が社会人になった頃、「足で稼ぐ

社長と同じように会社を思う社員が欲しければ「統合の経営」をせよ

多くの経営者の悩みに「社員の他人事」があると思います。 会社の業績に関

10年後に若者から選ばれる会社になるために今すべき事

僕がPTAをやっていた時に「お子さんにどんな人に育って欲しいか?」とい