今はボロい会社でも良い。覚悟を決めた求人には優秀な人材が集まる

昨日、商工会議所の方と打ち合わせをする中で、とても気になる話題が出ました。
それは、求人広告に実態よりも良いことが欠かれている企業が多いということです。
あ〜、それはマズい。
そう思ったのです。
と言うか、僕にも痛い経験があり、とても恥ずかしい気持ちになりました。
つい、やってしまう、でも絶対にやめたほうが良い。
「盛った」代償は非常に大きいのです。

実態以上によく見せると、後でお大きな代償を払うことになる

「盛り」は販売の広告でもよくあります。
回転寿司のチラシを見て、すごく美味しいそうなトロの握りがあったので行ってみたら、思わず目をこすってしまうような代物が出てきたことがありました。
もう2度と行くものか!と思い、それっきり行っていません。

こんなのが出てきたら嬉しんだけどね…

でも、業者も悪気があってやったわけじゃないと思います。
頑張って売ろうとしたら、つい「盛っちゃった」ってことだと思います。
でも、お客様は期待が裏切られたと思うよね。
満足も不満も「期待と現実のギャップから生まれる」という話を聞いたことがあります。
ホスピタリティで有名な会社は、お客様の期待値が高いから大変だと思います。
他のどの会社よりも良いサービスを提供しても「当たり前〜」ってされちゃう。

逆に、新聞店なんか良いですよ。
以前に、夏季限定で来客された方におしぼりを出したことがありましたが、新聞店でそんなサービスをされるなんて予想もしないから、すごく喜んでくれました。

男女の関係も同じかも?と思います。
弱点を隠したまま、カッコいい部分だけを見せたまま結婚したら、実態に失望したなんて話を聞いたことがあります 笑

さて、求人はどうでしょうか?
結構、盛っている会社が多いと思います。盛るとまではいかなくても不都合なことを隠したまま採用しちゃうケースもあると思います。

例えば、ある製造業では非正規雇用者から正規雇用への転換制度があると書かれていますが、実態は、ほんの数パーセントなのです。
求人広告を見た多くの人は大多数が転換されると勘違いし、数年で辞めてしまうそうです。

そのコスト的、労力的な損失は非常に大きいはずです。

今はボロでも、覚悟を決めた企業には優秀な人材が集まる

求人広告は、応募者が知りたいことを全て書くことが大切だと考えます。
その理由は、行動をストップしてしまうからです。
例えば、よく給与が明記されずに「当社規定による」としか書かれていない求人を見ますが、怖くて申し込めないですよね。
全てが時価の寿司屋みたいなものです。
面接で給与を訊いて「やっぱ結構です」って言いづらいから、最初から申し込まないという選択をします。

「給与は当社規定による」では怖くて応募できない

知りたいことは全部、正直に書くこと。

こう言うと、「正直に書いたら、応募が来ない」と言う方がいます。
「給与は安いし、残業は多いし、休みは少ないし、仕事はキツイ。そんな我が社に来ませんか?」
これでは来ませんよね?

だから「覚悟」が必要なのです。
要するに「今はこうだけど、良くしていく覚悟でいます」と。

要点はこう。
「魅力的な会社を創っていきたい。それを一緒に創り上げてくれる仲間を探している」
それを正直に、覚悟を持って伝えるだけだと思います。

お客様にとって役立つ会社、働く人にとって魅力的な会社です。

それを覚悟していなかったら書くべきではないと思います。
数年経って、一人前になった時に見限られるから。
これから、という時に辞められた損失は大きいですよね?

弊社は求人をキッカケに成長しました。
良い人材が入ったということですが、そういう人が来るように覚悟を決めたからです。
今はボロでも、未来がある会社には、例え小さく無名であっても優れた人材が来てくれます。

盛っちゃいけない。
求人とは覚悟だと思うのです。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

 


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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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