*

販促開始時には勝負は決まっている。売る前に売れる土壌をつくっておく

おはようございます。

先日、東京駅の開業100周年を記念して限定Suicaが発売されました。
叫ぶ人、怒る人、泣く人…「ここは日本か?」ってくらいの大混雑で、見ている方は楽しかった。
僕もアナログレコードのコレクターなので、あの気持ちはすごくわかりますよ。
手に入れるまでがワクワクするんだよね。
ところで開業100周年の限定Suicaが発売されることをいつ知りましたか?
僕は、例の大混乱の報道で知りました。
あなたもそうじゃないですか?
JRにとっては失態でしたが、結果的にものすごい宣伝になったことは間違いありませんよね?

今日の記事は、売る前に話題を作ると販促のスタートダッシュが良いという話です。
そして、話題は誰にでも作ることができます。

東京駅は「それ」を狙っていたのか?

ネガティブな出来事でしたが、別にケガ人が出たわけじゃないし、JRに怒りを感じる人も少ないと思います。
だから、結果的にあの大混乱はものすごい宣伝になりました。
限定Suicaの存在が日本中に知れ渡りましたよね。
僕の母でさえ、「キレイなデザインね」なんて言ってたもん。
ちなみに息子は大混乱の報道を見て「お前たちも混乱の一部だろ!」と的確なコメントをしていましたが(笑)

で、その後、ネットで注文を受け付けると発表しました。希望者には全員販売することにしましたね。
あの「宣伝」の直後で販売数量を増やしたわけです。
狙っているとしたら素敵な悪党ですね(笑)
まあ、JRがそれを狙ったとは思えませんが。

売る前に話題を作る。
今回の件は僕たち中小企業のマーケティングにも応用ができます。

ニューズレターやSNSを使えば話題を仕込むことができる

今回のようなトラブルで話題になったというのは危険ですが、意図して仕掛けることは誰にでもできます。
自社メディアと話題性があれば。

マスコミの取材を受けるようなネタがあればすごく楽ですが、多くの場合そこまでの話題性は持ち合わせていません。
しかし、自社でメディアを持っている場合、ニューズレターやFacebookなどを活用すれば同じような構図を作ることができます。

僕は、以前に本格的な手打ちそばを販売したことがあります。
そば打ちマニアを口説いて打ってもらいましたが、マニアなだけあってこだわりがすごいんです。産地から、石臼などの設備まで目がくらむようなこだわりぶりです。
僕は、彼らとの出会いから、そのこだわりぶりは話題になると思い、一部始終を取材して自社発行のニューズレターに書きました。

kyowado収穫にもお邪魔してお手伝いをしました。

発売までの数ヶ月間、バックストーリーや生産者の話、打ち手の思い、産地の情報、石臼のことなどを紹介したのですが、そのおかげで読者と発売までの物語を共有することできました。
そして発売。
注文殺到。

ある意味、強かな企てですが、僕が惚れた理由ですから、そのまま正直にお客様にも伝えたいと思ったのです。
勿論、捏造や脚色はご法度ですが、こうした物語を伝えることは楽しみの共有になりますし、販促効果も高いのでやったほうがいいと思います。

こういうと、「ウチが扱っている商品にはそんな物語はない」という方がいますが、メーカーに行って調べると結構あるものです。
それを取材して伝える、簡単なことですよね。

商品はモノそのものだけではありません。
その背景にある物語を含め、全部が商品なのです。

そして大切なことは情報を伝えるメディアを持つこと。
紙媒体でもいいし、SNSでもいい。
あと、なんでもない時でも写真を撮る習慣を身につけることかな。

情報伝達が成否を分ける時代、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

それでは今日もがんばりましょう。

 

 

The following two tabs change content below.
米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存
  • LINEで送る
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。
読者登録はコチラ

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知をメールで受け取ることができます。

読者登録はコチラ

文字サイズの変更

標準 拡大
  • twitter
  • facebook
  • google
  • feedly
  • livedoor
  • rss
責任は「取るもの」ではない「果たすもの」である

仕事に責任はつきものです。 誰だって無責任な人は嫌いですよね? 「言っ

あなたが情熱を感じてきた事が、あなたの事業の未来を形づくる

「◯◯すべき」という言葉が多い会社は窮屈で自由な発想が生まれません。

現場のことは現場で解決する…主体的な現場を創るための社長の心得

企業でよく「末端」って言葉を使いますよね? 「末端の人たちの仕事」なん

何屋といったカテゴリーに縛られず「自分の表現の場」と考えると道が拓ける

タウンページにある業種のカテゴリーが役に立たない時代になったと実感して

変化に素早く対応できるチームにしたければ役職は決めない方が良い

何かをやろうと思った時に、すぐに実行に移せる会社は強いです。 成果は行