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アイデアが成果に繋がらないのは顧客の行動をシミュレートしないから

おはようございます。
寒い朝を迎えています。

さて、突然アイデアが閃くことってありますよね?
すごく調子がいい時に普段では思いつかないようなすごいアイデアが思い浮かぶ経験は誰にでもあると思います。
でも、実行してみるとそんなに効果がなかった、なんてことはないですか?
あるいは社員とミーティングをして、いいアイデアは出るんだが、それが業績に反映されないあんてことも。
それはアイデアそのものが悪いわけではなく、違う原因がある可能性があります。
アイデアは仕組みの中に組み込まれて初めて効果を発揮するという話が今日の記事です。

一昨日、弊社主催の実践的ビジネス塾「オンリーワン事業モデル構築セミナー」の第2回目がありました。
そこでこんな写真をスライドに映し出しました。

kuruma

どちらが速い?という問題です。
左側はクルマですが、実はよく見るとタイヤがないんです。だから原始的な人力車の方が速いということですが、これがビジネスモデルをつくることにも言えるという例えです。
これが冒頭の話、アイデアは仕組みの中に組み込まれて初めてその価値を発揮するという話に通ずるのです。

アイデアは、それだけでは効果を発揮しない

天才は別として、普通の人のアイデアというのは極めて断片的であることが多いです。
新規顧客を獲得する斬新なキャッチコピー、顧客が感動するようなサービスのアイデア…
これらは全て、全体の中の一部分です。
クルマで例えるならば、「すごく握りやすいハンドル」とか「燃焼効率の高いエンジンの開発」といった1つのパーツなのです。
それらが有機的に連動して初めてクルマは動きます。
タイヤがなかったら動かないよね(笑)

ビジネスも全てのパーツが揃わないと走り出しません。

「新しいお客様を獲得する取り組み」
「そのお客様に好かれ、信頼され、満足していただくと同時に、自社の活動に共感をしていただくための取り組み」
「繰り返し買っていただくための仕掛け」
「他の商品も買っていただく仕掛け」
「友人などに紹介をしていただく仕組み」

単純化しただけでも整えなけらばならない要件はこれだけあります。

IMG_5118

アイデアを仕組みの中に埋め込んでいく

それら1つ1つの要件の中にさらに仕組みが存在します。
例えば、チラシで新規客を獲得するというアイデアがあるとします。
その中には、どんな商品、サービスだったらお客様は購買行動を取りやすいか?チラシが目に留まるために紙のサイズや色、キャッチコピーはどうするか?チラシを見てすぐに申し込みや来店をする人は少ないのでチラシを保管してもらうための工夫…
そういったたくさんのアイデアが必要で、それらが連動する仕組みが必要になります。

「連動」とはお客様の行動のことです。
「チラシを見る」→「手に取る」→「読む」→「欲しくなる」→(すぐには注文しないので)「保管する」→(商品によっては)「家族に相談する」→「注文する」
雑ぱくに挙げただけでもこれだけの行動の結果、申し込みという成果が出ます。どこかでお客様の行動が止まったら成果は出ませんよね。
だからアイデアは、お客様が1つ1つの行動してくれるためには何が必要か?という視点でもれなく出されなければなりません。

アイデアが仕組みの中に埋め込まれて初めて成果になる、という意味がお分かりいただけましたでしょうか?

たった1つのアイデアで商売が急に繁盛するなんてことはあり得ないのです。
仕組みを目に見える図にして張り出し、それを見ながらアイデアを全体図にプロットする。
そして、お客様の行動をシミュレートすることでマーケティングの精度は高まります。

感性と論理
ビジネスには色んな脳が必要ですね。

バランスよく鍛えましょう。

それでは今日もがんばりましょう。

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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