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後継社長が「先代の事業」を「自分の事業」に変える思考法

おはようございます。

一昨日、女子限定の夢新聞教室がありました。
30代〜50代のアクティブな女性が参加してくれ、パワフルな夢新聞を書いていました。
本当に女性が元気な時代ですね〜

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皆さん、それぞれに普段から何か活動をされています。
趣味であったり、社会的な活動だったり。
それは誰かに強制されたわけじゃなく、自分が好きだからやっていることです。

でも、そこから未来を描くということに慣れていないので最初は苦労していました。
でも、未来の輪郭が少しづつ見え始めたら、ものすごい勢いで書き進めていました。

今日は、参加者のある女性から学ぶ、自分を活かしたビジネスモデルの創り方について書きたいと思います。

後継社長は自分を殺して人生を事業に捧げている

創業社長の多くは自分の好きなことで起業しています。
それに対し、後継社長は気が付いたら親の後を継ぐという暗黙の了解の中で育ちまますので、「好きなことをやる」という発想自体を持ちません。
僕もそうでしたもん。
20年前に僕が社長に就任した時に、近所の食堂のオヤジさんが言いました。
その方は2代目です。
「商売を継いでしばらくは、がむしゃらでやってきたから気が付かなかったが、10年くらいしたら『一体自分は何のために仕事をしているかわからなくなった』」と。
仕事が安定した時に、人生を考えた。
多分、その中には、仕事に自分を捧げたという感覚があったのだと思います。
自分を活かして仕事をする、ではなく。

そういう意味では、後継社長は今の仕事を守りながら、自分を活かすというビジネスデザインが求められる分、難しいのだと思います。

後継社長の方、この気持ち分かりますよね?

理想の未来はすでに自分の手中にある

さて、件の女性ですが年齢は50代で、長野県がやっているシニア大学という、シニア世代のセカンドライフを支援する講座の塾生だそうです。
起業をする人もいればボランティアで活躍している人もいます。

その女性は和服が大好きだそうです。
それ以上でも以下でもなく、そこから未来を描くといっても「和服のコレクションが200着を超えた」とかそういう未来でした。
それがワクワクするものであればどんな夢でもOKなのですが、彼女が悩んでいたのは、それで人の役に立ちたいという思いがあったからです。
僕は、彼女の人生をデザインすることも出来ませんしアドバイスもしませんが、話し相手になることはできます。
雑談をしていたら、突然、「コンシェルジュ」という未来が浮かび上がりました。

そのプロセスが面白い。
あまり先の夢だと生きているか分からない(笑)2020年で描いてみた。
2020年には東京五輪がある。
外国人は和服を着た女性が好き。
だったら、和服を着て彼らをもてなそう。
きっと色々と日本について聞かれるから日本の勉強をしよう。
英語も勉強しなければ。

あ、「コンシェルジュじゃん、それ!」となった。
しかも、通っているシニア大学にそうしたスキルを習得する「知恵の蔵」と友人がいます。

別にJOC公認のコンシェルジュじゃなくてもいい。
街で話しかけられるて案内するだけで良いと言います。
十分に実現可能な夢だと思います。
それで稼ぐとなるともう1工夫要りますが、そうなったら考えればいいだけです。
目をキラキラ輝かせている彼女の笑顔が忘れられません。

すごくシンプルな発想プロセスですが、未来を描くという作業で自分の活かし方が見えてきます。
「自分の好きな事」「自分が今持っている資源」「未来に起きる確定した事実」「誰を喜ばせられるか」
これらの組み合わせから浮かび上がる、ありもしない未来を描いてみる。
できるかどうかは後で考える。
ゲーム感覚で取り組むことが大切だと思います。

今度の正月にでも、仕事のことは一旦脇に置いてそんなゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか?

それでは今日も素敵な1日を!

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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