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成功の秘訣は「失敗のマネジメント」にある。失敗から成長できる組織になろう

成功とは、いかに上手に失敗をするか?…失敗のマネジメントだと思います。
「やってみる→改善・改良する」この繰り返しで成功の道が見えてくるからです。
だから人材育成も組織開発も、いかに失敗から学び成長するかが成功のカギを握ると考えるのです。
「失敗は許されない」というのは例外的なこと。
失敗を許さない社長のもとで社員もチームも育ちません。

今日の記事は、失敗から成功の物語を紡ぐために大切なことを考えたいと思います。

失敗とは上手く行かない方法を発見した貴重な体験

「失敗は許さない」と言う社長がたまにいますが、すごく不思議なことを言うな〜と思っています。
自分だって幾多の失敗を重ねて今に至ったわけですから、他人にそれを許さないのはジャイアンより酷いヤツだと思います。
実は、そういう社長ほど失敗を恐れているのだと思います。
失うのが怖くて守りに入っているのだと思う。
と、偉そうに言っていますが、僕もスパッと挑戦できるタイプではありません。
決断までには結構、時間がかかるんだよね。

でも、冒険なしに事業の飛躍はない。
そして冒険に失敗はつきものです。

ただし、失敗に対する正しい認識が必要だと思います。
以前に、友人にこんなものを見せてもらいました。

なるほど〜と思いました。
僕は20代の頃、左側の発想でした。
「伸るか反るか?」…賭けで成功が決まると思っていましたもん。

この図の面白いところは左側の発想であっても諦めずに進めば、結果的に右側になるということです。
実際に、幾多の失敗から今の僕がありますが、その時は今日に至るまでのプロセスはまったく描けていませんでした。

途中で諦めなかったのは、僕が尊敬する先輩が過去にたくさん失敗した話を聞かせてくれたからです。

諦めないためには失敗のマネジメントが必要だと考えます。
それは…
「失敗とは上手く行かない方法を発見した貴重な体験」
「その先に明るい未来がある」
そんな認識だと思います。

人材育成も「可愛い子には旅をさせよ」の発想が大切

たくらみ屋では相棒の森本繁生さんを中心に「子ども商店プロジェクト」を展開しています。
子どもが商売を通じ、才能を青天井に伸ばすことを狙っていますが、森本さんは「教育とは、死に至らない失敗を安全に経験させるもの」と言います。
先日の授業の様子はこの記事を読んでね。

僕が主宰する夢新聞協会でも子どもたちに、大人が見守る中で安全に失敗をするワークショップをやってます。

学校に行き、子どもたちにミッションを与えます。
「制限時間までにクラス全員『1人のこらず』夢新聞を完成させてください」と。
まあ、無茶ぶりです(笑)
講師も担任の先生も何を聞かれても答えません。
その理由は、子どもを一人前にする一番の方法は「一人前として接すること」だと考えるからです。
一人前とは、自分(たち)で決めて行動したことによる結果を自分(たち)で検証し成長できる人です。

実際にミッション達成率は3割程度です。
でも、そこから大きな学びを得ることができます。

企業も同じではないでしょうか?
基本的に、社員は会社を潰すような失敗はできません。
いくらでもリカバリーできる失敗ばかりなはずです。

こう言うと「失敗を許したらダラける」と言う方もいますが、成功を望んでいる限り大丈夫だと考えています。
失敗を望んでいるなら話は分かりますが、そんな人を僕は見たことがありません。
ただ、成功の可能性を感じられなくなり投げやりになる人はいます。
だからこそ「失敗のマネジメント」が必要だと考えるのです。

「失敗とは上手く行かない方法を発見した貴重な体験」
「その先に明るい未来がある」
そんな共通認識を集団として持つことだと。

非常に泥臭いやり方だと思いますが、これが一番確実な方法だと思います。

今日の記事を書いていて「可愛い子には旅をさせよ」という言葉の真意が分かったような気がしました。

それでは今日も挑戦的な1日をお過ごしください!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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