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社長が見守る中でどれだけ失敗できるかが人材育成の鍵となる

任せられるだけの力があるから任せるのか?
任せるから力がつくのか?
卵が先か鶏が先かって話ですが、僕は後者…任せるから力がつくと考えています。
ちょっと背伸びをすればできる、仲間と助け合えばできることに挑戦してもらうことが大切だと思います。
そして失敗に寛容になることだと。

今日は、失敗を糧に成長できる組織を創ろうという話です。

デキる人ほど多く失敗しているはずなのに…

よく「失敗は許されない」と言う社長がいますが、僕はこう思うんです。
「いやいや、アナタも失敗を繰り返して成長してきたでしょ?」と。
社長にはデキる人が多いですが、彼らも最初からデキたわけじゃないと思います。
挑戦と失敗を繰り返しデキる人になった。
成し遂げたいことがあり挑戦し、挫けて立ち直り学習してまた挑戦した…その繰り返しだったはずです。

でも、このプロセスを社員に当てはめるとなると躊躇してしまう。
心配だから。
何が心配って失敗することだと思います。
でも、それも自分の経験を紐解けば冷静に対応できるはずです。
失敗って「蓋を開けたら大変なことになっていた」って事はすごく稀ですよね。
やっていくうちに小さな失敗をするはず。
だから失敗から学習でき成長できるのです。

ただしゴールが間違ってたら話は別です。
でも、ゴールを確認しないで任せるってあり得ない、それは任せるのではなく放棄だと思います。例えば、新聞業界は今、購読者の現象に悩んでいます。
以前は情報の入手手段が限られていたから頑張れば報われました。
訪問件数が成果に直結しました。
でも、今はそうじゃない。
衰退期に入った業界の命題はビジネスモデルの転換です。
ゴールを変えなきゃいけない、でもそれをせずに従来の延長線上でのゴールを描いたら失敗から学ぶことは難しいと思います。
まあ、やってみて「ゴールが間違っていた」と気付けば成長ですが、それは経営クラスの課題だと考えます。

挑戦意欲を高めるためには社員を1人にせずペアをつくる

今の日本は失敗を嫌う傾向が強いと思います。
全体的に2代目3代目化していると僕は感じています。
何もなかった頃(初代)は失敗はさほど怖くはなかった…まさに「失うものがない」という状態です。
それが豊かになり失うものができると人は守りに入ります。
当然のことだと思います。
豊かになると挑戦に臆病になるものだと思う。
挑戦しなくなる、あるいは挑戦しても失敗を許せなくなる。
それが企業の文化になった時には本当に怖いことだと思います。

今は本格的な成熟社会に突入しました。
成長期に培ってきたノウハウ、経験が役に立たなくなって来ています。
守っていたらジリ貧になります。
挑戦が求められる…怖いけど。

コツもあります。
前例にないことをするのは誰でも怖いですよね?
なぜ怖いかと言えば「何が正解か分からないから」です。
やってみなければ正解は分かりませんが、その不安を軽減するのがアイデアだと考えます。
「上手くいくかも」と予感させるアイデアがあると一歩を踏み出す勇気が湧きますよね?
逆にアイデアがない状態は本当に不安です。

では、アイデアはどうすれば出るかといえば「三人寄れば文殊の知恵」です。
つまり、挑戦は複数で行うことが大切だと考えるのです。
1人にさせない。
逆に大勢だと集団のメンテナンスに気を使うので2人〜3人が良いと考えます。
僕の経験上、2人(ペア)が良いと思っています。

勇気は倍になる、心配は半分になる、失敗からの学びも倍になる。
そして喜びも倍になる。
まるで結婚式の祝辞みたいなことが実際に起こるのです(笑)

挑戦すること。
社員にも挑戦を求めること、そして失敗に寛容になること、失敗から成長する力があることを信頼して、それを社員に伝えることだと考えます。

それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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