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共に和を創る会社を目指そう

世の中には様々なノウハウがありますが、それを取り入れ成功する会社とそうでない会社があります。

僕は、その差は「あり方の違い」だと考えています。
あり方が間違っていればどんなに良いノウハウを取り入れても上手く行かないと思います。
どんなにスペックが良いパソコンに最新のアプリを入れても肝心のOSがヘボかったら上手く動かないのと同じだと思う。

では「上手くいくあり方」とは何でしょうか?
今日は、そんなことを考えたいと思います。

社長の望みをどれだけの人が、同じように望んでくれるか?

あり方とは「適者生存」だと考えています。
「強い者ではなく環境に適応した者が生き残る」と言いますが、自然の理は弱肉強食ではなく適者生存だと思います。
どんなに強大な企業も生活者の好み、感性、生活様式から離れたら繁栄はありませんよね?

そして人間社会における適者生存とは「まわりから認められる」「必要とされる」ということだと考えています。
お客様に嫌がられる売込みはまわりから歓迎されるでしょうか?
社員だって嫌がりますが、それを強制する会社が社員から支持されるでしょうか?
こういうことをやっている会社は短期的には収益を上げても長くは続きません。
自然の理に適った経営が一番だと思います。

実は、弊社は今年で創業90年を迎えました。
僕は3代目なのですが先代が急逝したため、東京でサラリーマンをやっていたのですがある日突然社長になったのです。
まともな引き継ぎができないままに。
引き継いだことはたった1つ、弊社の社名「共和堂」の由来です。
「共に和を創る会社」です。

「何をやっても良いし可能性は無限にある。でも、この理念だけは大切にしなさい」…そう言われました。
にもかかわらず僕は理に反する経営をしてしまいました。
みんなが望まないことばかりやってしまったのです。
例えば、無理な訪問営業の強制や社員の個性を無視した管理体制です。

上手く行くはずがないよね?
そこで考え方を原点…「共に和を創る」に戻し、1から構築し直しました。
意思決定の基準は「まわりもそれを望むか?」です。
僕が望むことを…「社員は望むか?」「社員の家族は望むか?」「お客様・地域は望むか?」と。
僕1人の願いは弱いけれど、みんなの願いになれば応援者が増え「想いのエネルギー」は大きくなります。
「みんなが望むことが実現しないはずはない」…みんながそう思えることをやろうと決めたのです。
実践した実感としては、そちらの方が無理なく成長するということです。

下りのエスカレーターから上りのエスカレーターに乗り換える

僕が一番実感したことの1つは「社員のモチベーションが無理なく上がる」ということです。
なぜか?
それはお客様に喜ばれることをするからだと考えています。
喜ばれることをすればお客様は支持者になってくれますよね?
支持してくれる人をガッカリさせられません。
次も喜んで欲しいと思い、自発的に色々と考えるようになります。

もし、これが逆だったらどうなるでしょうか?
無理な売り込みをすれば社員のモチベーション維持は難しくなります。
お客様の維持も難しくなる。
それを僕が何とかしようと、あれやこれやと策を講じます。
付け足して付け足して、すごく苦労すると思う。

これって例えるなら、下りのエスカレーターを一生懸命登るのと同じです。
それならば上りのエスカレーターに乗り換えた方が良いと思います。
そこに居るだけで登っていく「場」づくりです。
ビジネスモデルは「棚からぼたもち」だと思っています。
ラッキーに頼るって意味じゃないよ。
ぼたもちが落ちてくる棚(モデル)を創るという意味です。

そんな棚は、みんなが幸せになる、みんなが得をするものだと思います。
社長も望み、社員も望み、社員の家族も望み、顧客も望み、地域にも愛され誇りに思われるもの。
パソコンの例えで言えば「正しいOS」だと考えます。

そんな棚を創ると、これまで抱えていた様々な問題が一気に解決してしまうと思います。

新しく素晴らしい知識を入れるのはとても大切なことだと思います。
でもそれは正しいOSがあってのこと。

自社の活動が無理なく「みんなが応援してくれるもの」になっているか?
その確認が大切だと思っています。

それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい!

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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