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社員が仕事にプライベートを持ち込む2つのメリット

社員がプライベートな話を職場ですることを嫌う社長がいます。
「仕事は仕事、プライベートはプライベート」と分けて考えるんだよね。
社長がそうだと社員も職場で仕事の話しかできません。

これは大きな損失を生むと、僕は考えています。
創造性とチームワークの破壊です。
その理由は、創造性は仕事脳オンリーでは生まれないから。
遊びを仕事に持ち込む人ほど創造的な仕事をするしね。
チームワークは、社員同士がある程度プライベートを知っていた方が共感が生まれるからです。

勤務中もプライベートの時間も、全部「自分」を生きる

ワークライフバランスはこの考えに基づき、両方の充実を図るものです。
仕事バカで家庭に無関心なんて、すごく勿体ない人生だと思います。
でもね、どちらかを優先するとどちらかが犠牲になるというのは時間的な配分の問題だと思うのです。
ちゃんと両方に時間が割けるバランスは大切だと思いますが、人生の中に仕事とプライベートが分かれて存在しているのは損な話だと思います。

役割で自分を使い分けるのではなく、自分軸の中に色んな役割を置くのが良いと考えます。
図にするこんな感じね。

勤務中もプライベートの時間も、全部「自分」を生きる。
これが結果的に仕事もプライベートも充実させることにつながると考えます。

例えば、弊社のスタッフにDIYが大好きな瀬戸さんがいます。
下手すれば家を1軒、自分で建てちゃうんじゃないか?ってくらいの腕前です。
ワークとライフを分けて考えると、頑張って仕事をして、稼いだお金で趣味のDIYを充実させると考えるでしょ?
でも彼は「仕事でDIYを活かす」という視点を持っているのです。

先日、手しごと&産直市「おてんとさんぽ」を2日間の日程で行いました。
弊社のスタッフが発案して、今や地域のイベントに成長しました。
数年前に、告知のための看板を国道沿いに設置したいという話になり、業者に見積もりを出しもらったのですが、これが結構高いんです。
どうしようか?と悩んでいたら彼の存在に気づきました。
お願いをしたら「おお〜、OKだよ」と二つ返事。
で、完成したのがこれ。

その出来栄えにみんな「スゲー!!」でしたが、これがワークとライフを同じ土俵に乗せている人の生き方です。
もし、仲間は彼の趣味や特技を知らなかったらこれは起こる由もないことでした。

社員同士、互いを知るからチームワークが良くなる

社内の仲間同士が互いのプライベートをある程度知ることはチームワーク形成に大切だと考えています。
チームワークは共感で成り立つからです。
あまり深く入りすぎるとマイナス面が生じると思いますが…
頭ではチームワークの大切さを分かっていても「どうしてもアイツを助けるのはシャクに障る」ってこと、あるでしょ?
でも、その「アイツ」の事情を知ったら変わることがあります。
例えば、小さな子どもがいて、その子が病気がちだと知っていたら早退するのに仕事を手伝う気持ちになりやすと思います。
逆に、手伝った人には人生を賭けている趣味があったとします。
それを「アイツ」が知っていたら、「お互い様」となりやすい。

福井県が全国に先駆けて行った「企業の子宝率調査」というものがあります。
その結果、社員同士が互いを知っている小さい企業の方が育児のための一時退出や早退などが現場の判断で取得しやすく子宝率が高くなるそうです。

また、自分がした事が全体にどう影響するかも目に見えて分かります。
例えば、もしズル休みをしたら、あの人にしわ寄せが行って、家族にも迷惑をかけるよな、と分かると自律的な自浄作用が働きます。

とても働きやすく健全な職場になりますよね?
そして職場を大切にするから仕事もがんばるわけです。

企業の中にはチームワークさえ良ければ「問題にすらならない」ということがとても多いと考えています。
チームワークが悪いから気付いたら問題化していたということです。

人生の中に仕事とプライベートが分かれて存在しているのは損な話だと思います。
両方を統合して「自分軸」で生きる。
その方が会社にとっても個人にとっても、大きな恵みをもたらすと考えます。

それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい!

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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