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新プロジェクトを成功させるために、初期段階でやるべき2つのこと

仕事は結果がすべてです。
だからこそ、そのためには過程を大切にしなくちゃいけませんよね?
結果には原因がある…自然の理ですからね。
日々の仕事は「原因づくり」と言い換えることができます。
 
しかし、やればすぐに結果が出るほど仕事は甘くはありません。
だから多くの人が途中で嫌になっちゃうのだと思います。
 
特に大切なのは「行動し始めた時」「最初の段階」です。
ちゃんと離陸することが大切。
今日は、そのためにとても重要な要件を考えたいと思います。

tm

小さくても良いから成果を確認して、共有する事で根気が持続する

先日、せっかくのアイデアが立ち消えてしまわないためには「試作品(プロトタイプ)をできるだけ早い段階でつくることが大切」という記事を書きました。
記事はこちらです!
 
完成形がイメージできないと行動意欲が湧きませんよね?
そんな状態が少し続くと「まあ、いいや」になって立ち消えてしまいます。
 
もう1つ大切なこと、それが今日のテーマです。
その大切なことは「手応え感」だと考えます。
簡単に言うとね、やっていることが正しいと思える手応えが必要ってことです。
 
僕は「結果」と「成果」を分けて考えています。
結果とは「最終結果」
成果とは「最終結果にたどり着くまでに現れる小さな成果」を言います。
 
例えば、弊社はその昔「町の三悪堂」と言われ、地域から嫌われていました。
そこで「地域から好かれ信頼される」という最終結果を目指し「モア心地よさ運動」を始めました。
お客様とのあらゆる接点で心地よさを届けられるようにみんなでがんばりました。
でも、相変わらず悪く言われるのです。
その中にあって「最近、お宅、変わったよね」という声が届くようになった。
あるスタッフがスーパーで買い物をした時に、レジのおばちゃんに言われたそうですが、それをすぐに仲間に伝えたのです。
それを聞くと俄然、やる気になりますよね?
 
これが「成果」です。
 
どんなに小さくても良いから成果を確認して、共有することが大切だと考えます。
 
そして確認できた時に、リーダーにとって重要な仕事があります。

小さな成果を喜びに変え、みんなで共有すること

成果が確認できた時の、リーダーにとっての重要な仕事とは「その成果を誰よりも喜ぶこと」「みんなに感謝することです」です。
 
「何じゃそりゃ?」と思うかもしれませんが、ここを間違えると一気にシラケてしまう危険性があります。
典型的な間違いは、リーダーが部下を評価することです。
ここで言う評価とは、自分の感情、気持ちを出さずに、事実の是非を伝えること言います。
これがすごく多いんです。
大人は、特にリーダーは理性的であることを求められますから気持ちを伝えることが苦手になってしまうと思います。
「オレ、すごく嬉しい」って言えば良いものを、変に解説めいたことを言う人っていますよね?
嬉しい気持ちが萎えちゃう。
 
何か新しいことを始めた時は、とにかく離陸することが大切。
離陸したのにすぐに着陸してしまうプロジェクトって結構多いと思いますが、それは最初の勢いが立ち消えてしまうからですよね。
 
だから小さな変化(成果)が必要で、気持ちが盛り上がるためには「気持ちを伝えること」が大切だと考えるのです。
 
10年以上前の話ですが、僕の知り合いにニューズレターを出し始めた人がいました。
ニューズレターは人間関係をつくるためのツールで、発行してすぐに結果は出ません。
社長にとって最大の課題は継続でした。
そこで、読んだ感想をFAXでいただけるように専用の欄を設けました。
月に1度の発行で、3ヶ月経った時にFAXが入った。
「いつも楽しみにしてます」と。
その時、一番最初にFAXを取ったのが社長だったそうです。
それ見て、思わず涙ぐんで「おい、みんな…来たよ」と言いました。
たった7文字、感謝の言葉でもなければねぎらいの言葉でもないけど、喜びが伝わり士気が一気に上がったそうです。
 
手応え…自分たちのやっている事は正しい、そう思えた時が離陸の瞬間だと思います。
その後も小さな変化を喜び合い、気づくと安定飛行に入っていた、そんな感覚です。
 
小さな成果を発見できる仕組み
それ喜ぶ感性
 
プロジェクトを離陸させ突き進むためにはスタッフの気持ちにフォーカスすることが大切です。
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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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