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アイデアを確実に形にするために、まず最初にやるべきたった1つのこと

何か新しいことを始めようとアイデア会議を行った。
「じゃあ、やろう!」とスタートしたが日に日に熱意が薄れて、気がつけば立ち消えていた…
そんな経験は誰にでもあると思います。
 
仕事でもそう。「あれほど盛り上がったのに…」そんな事があると思います。
これはマンネリとは違います。
マンネリは計画がちゃんと実行されて安定期に入ってから起きる現象ですが、「立ち消え」はその前に起こるものです。
「離陸する前に着陸した」そんな感じね。
 
今日はどうすれば離陸できるか?…そんなことを考えたいと思います。

完成形がイメージできる試作品をつくる

なぜ離陸する前に着陸してしまうのか?
その原因は「形をつくらない」ことにあると考えています。
 
「形をつくる」…これはプロトタイプ(試作品)をつくると言い換えることができます。
例えば、僕は相棒の森本繁生さんたちと4人で「たくらみ屋」という事業を始めました。
最初は「そんなことが出来たらいいね〜」と盛り上がっていたのが現実になったのです。
でも、最初は実感が薄かった、というかイメージが出来なかったのです。
この状態がしばらく続くと「離陸、即、着陸」になってしまいます。
 
その状態から「なんか実感が湧いてきたね!」と変化したのは「たくらみ屋」という社名ができた時です。
次にロゴを作った時です。
 
「形にする」とはこんな単純なことなのです。
さらに、先日、大阪の一等地に事務所を構えました。
中に机を入れたら、もうそこでセミナーをしているイメージが鮮明になった。
 
takurami
 
できるだけ早い段階で形を作ってしまうこと…「プロトタイプの作成」が大切だと考えます。
プロトタイプは色々あります。
 
ネーミング…「プロジェクト名」「チーム名」
ビジュアル…「ロゴデザイン」「ユニフォーム」
他にも、事業計画書、設立1周年の祝杯のシャンパンを最初に用意したなんて面白い人もいます。
要するに「もう、そうなってしまった」と完成形がイメージできるものであればOKというわけです。
大切なことは「できるだけ早い段階で」ということです。

プロトタイプ制作はみんなで行うことが大切

人間はイメージしたことを実現しようとする性質があると言われています。
良いイメージも悪いイメージも。
例えば、お母さんが子どもに「買い物に行くけど、戸棚のケーキは食べちゃダメよ」と伝えると、帰ってきたらしっかり食べてあったなんて事が起こります。
これは「食べちゃいけない」と言うと食べるシーンをイメージするからだと言われています。
これを「帰ってきてから一緒に食べよう」と伝えると待っていられます。
一緒に食べることをイメージするからです。
 
どうやらイメージと、その実現には密接な関係があるということ。
だからチームで仕事をする場合、みんながイメージできるプロトタイプが必要だと思います。
そのためには、プロトタイプはみんなで考えつくることが重要だと考えます。
他人がつくったものを「これです」と渡されても所詮は他人事です。
 
昨日まで2日間、企業向けの夢新聞ワークワーク「BMR研修」を岡崎で行いました。
BMRは事業計画書を物語性の高い「未来に出される新聞」というスタイルで描くものです。
一番大切にしているポイントは「全員参加で描く」ということ。
 
IMG_3591
 
脳がイメージを現実化しようとするなら、社長1人の脳ではなく、より多くの脳でやった方が確実に実現力が高まるからです。
 
たくらみ屋もBMRも、構想段階では全員参加でプロトタイプをつくりました。
何度も集まり、ワイガヤで話し合った。
 
これが、誰か1人が決めたものを「はいよ」と渡したらこんなに盛り上がることはなかったと思います。
 
できるだけ早い段階でプロトタイプをつくる。
それをみんなで考える。
 
これが離陸を促すために大切なことだと考えます。
 
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。
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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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