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これからの人材育成は「教え育む」から「教え合い、学び合う」に変わる

公開日: : 人材育成, 学び合い, 組織育成

社員研修に力を入れている企業は多いと思いますが、社長の期待通りの効果を得ていない会社も多いと思います。
「人によって学びに温度差がある」「学んだだけで実践しない」
他にも「全員を研修に行かせるだけの予算がない」「年中無休だから全員が参加するが難しい」という悩みもあると思います。
 
こうした悩みを解決するには「社員同士の学び合い」が有効だと考えています。
僕も、この方法に出会ってから社員がものすごい勢いで成長するのを実感していますからね。
 
今日は「よく学び、よく実践する」そんな社員教育について考えたいと思います。

教え育むから、教え合い育つに変える

社員の学習効果を高めるには「アクティブラーニング」が一番効果を上げます。
一方的に聞くのではなく自ら学びに参画する方法です。
 
見たこと聞いたことのほとんどは1ヶ月もすれば忘れてしまうけど、自分で参画した場合はほとんどを覚えています。
ここの行動が加われば9割を学習すると言われています。
 
昨日まで2日間、夢新聞の講師が集まり研修合宿をしました。
僕は、これを企画する段階ですごく悩みました。
抱えている課題は講師によって違うからです。
それらを全部網羅したプログラムを2日間でやるのは不可能だと思った。
 
そこで「僕が頑張るのではなく、参加者にがんばってもらおう」そう考えたのです(笑)
講師は、様々な分野のプロです。
経営者、司法書士、各種コンサルタント、クリエイター、カウンセラー、庭師、新聞店、マネジメントのプロ、現役教師…
みんなが自分だけの経験と知識を持っています。
「誰かの課題は、誰かが解決策を知っているはず」…だからみんなで学び合うことにしました。
課題を付箋に書き、それをまとめ、みんなで解決策を考えたのですが、これが本当に素晴らしいなアイデアが出ました。
さらに、一方的に聞く講義ではないので記憶に定着したと思います。
 
理事長(僕ね)何もしていない…(笑)
 
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これを社内研修に使わない手はない、そう思います。

学び合えば、低コストで学習効果と実行力は飛躍的に上がる

学び合いが上手く行くためには、次の3つの要件が必要です。
1、様々な知恵を持った人が集まっている
2、課題が明確になっている
3、その人たちが自由闊達にアイデアを出し合う場
 
この3つの要件を満たせば、人は「勝手に」話し合い解決策を出していきます。
 
研修のあり方も変わります。
これまでは、全員に同じ知識を学ばせる必要がありました。
しかし学び合いでは、誰か1人が知っていれば、その人がみんな教えれば良いことになります。ということは、大勢で同じ研修を受ける必要がなくなります。
 
「年中無休だから全員が参加することが難しい」「予算的に全員ができない」…そんな悩みが消えますよね?
 
Aさんはマーケティングが好きだから、それを極めてもらい後で学び合う。
Bさんは工程管理が得意だから…
Cさんはマネジメント…
という風に、知恵がたくさん集まり、それを共有する集団になります。
 
今いる社員さんだけでも相当な経験と知恵を持っているはずです。
「自分たちで課題を出す」
「それを立場、役職を超えて自由に話し合う」
「研修は、全員参加ではなく、色んな社員が色んな研修に行く」
 
自分たちで学び合った方がおそらくコストは下がり効果は増大するはずです。
実行力も上がるはずです。
 
Everything’s gonna be alright.
それでは今週も仕事を愉しみましょう!
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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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