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褒めるよりも気持ちを素直に表現したほうが社員は育つ

言葉は言霊と言いますが、社長の言葉は社員に大きな影響を与えます。
良い影響も悪い影響もね。
いつもつまらない事ばかり言っていると社員はつまらない仕事ばかりするようになります。
愚痴を言っているとみんな愚痴るようになる。
 
まさに社員は社長の写し鏡だと思います。
怖いよね?
今日は、どんな言葉が社員を元気にするか?どんな言葉が社員の自発性を高めるか?
そんな事を考えたいと思います。
homeru

褒め言葉は上下関係を刷り込み依存を生む危険性がある

僕は褒め言葉にも注意が必要だと考えています。
褒めるという行為は通常、立場が上の人から下のにするものですよね?
だから、褒めると上下関係を強化してしまう危険性がある、そう考えているのです。
 
「よくやった」「偉い」「良い出来た」
これ、上の者から下の者に言いと違和感はないけど、逆だったらどうでしょうか?
あなたが部下から「よくやりましたね〜」「偉いですよ」「良い出来ですね〜」
 
「この野郎!」ってなりますよね?(笑)
 
これが「社長、ありがとうございます!」「嬉しいです」「すごいと思います」だったら違和感がないでしょ?
 
立場に関係なく使える言葉、それが心から出た言葉です。
数多くある言葉の中で、最も人に受け入れてもらえると思います。
頭で考えた言葉ではなく、気持ちから出た言葉。
例えば「すごい!」「ありがとう!」「嬉しい」「助かった」…そんな言葉ね。
 
専門用語で「アイメッセージ」と言いますが、感じたことを素直に伝える言葉です。
1人の人間として口にした言葉は相手の感じ方がまったく違ってきます。
 
依存を生まず、社員の自立を促す言葉です。

褒め言葉よりアイメッセージが社員の自立を促す

例えば、子どもが門限を破って帰宅したとします。
そんな時に「何やってんだ」「連絡しないとは何事だ!」と怒ってしまいますよね?
すると子どもは反抗するよね?「だって…」と。
 
怒る気持ちは無理のないことですが、怒る前に違う感情が心に発生していたはずです。
「心配」
なので、それを素直に伝えるのがアイメッセージです。
「すごく心配したんだよ」と。
相手は受け入れてくれるよね?
上下関係じゃなし、責めているわけじゃないもん。
 
ビジネスの現場はとかく理性的であることをよしとしますが、やっぱり人間の営みなのだから人間らしさは大切だと思います。
人間の理に適った環境づくりが大切。
 
社長は、意味ではなく気持ちが通う言葉をたくさん使ったほうが良いと考えています。
まるで子どもが使うような言葉の方が職場を活性化するんだよね。
 
だから僕は、褒め言葉よりアイメッセージが有効だと考えているのです。
 
アイメッセージの良いところは依存が少ないところだと思います。
社長、上司に褒められたいと願う人は評価が行動原理になりますよね?
真に自分の意志で動いているとはいえません。
基準が親方だから、親方の限界が集団の限界になっています。
とても勿体ないことだと思います。
 
自分軸で行動している人は褒められたくてやっているわけではなく、自分で納得して動いています。
だから上司が思いつかないような素晴らしいアイデアが出るんだよね。
 
上下意識は統制管理には役立つと思いますが、自由で闊達な集団にするには害が多いと思います。
部下をコントロールする代償は大きい、人として素でいるのが一番だと思います。
 
今日一日、子どもが口にするような素直な言葉を使ってみてはいかがでしょうか?
 
それではまた明日!
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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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