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社員が「やらされ」ではなく自ら行動する組織のつくり方

組織は作るものではなく、作られるのが理想です。
リーダーが作らずに勝手に組織ができる「自己組織化」が活性化したチームをつくる肝です。
社員が、自分で役割を決め、気づいたら組織になっていたという状態です。

今日は自己組織化が起こるために必要な要件を考えたいと思います。

創造性の高い組織の育成は経営者にとって最重要課題

まずは自己組織化のメリットを確認しますね。
最大のメリットは、メンバー1人1人が「やらされ」にならないことです。
自分事になると責任を持ちますし、仕事が楽しくなります。
仕事が楽しいと、すごい創造性を発揮します。
ありきたりではない、高価値のサービスが生み出されるから業績が良くなります。
最高だよね。

今の時代は、モノが溢れ、消費者は特段欲しいものがないと答えています。
とは言っても欲望がなくなって解脱したわけじゃなく、欲しいものが分からない状態なのです。自分では分からないけど、提供された時に「そうそう!こういうのが欲しかったの」となる。

そんな時代だから、創造性の高い組織の育成は経営者にとって最重要課題になりますよね。

そんな組織にするためには、社員が自分で役割を決め、自然と組織ができあがることが大切なのです。

人の集団は自己組織化する力を持っている

先月に行った、手しごと&産直市「おてんとさんぽ」は地域の人たちで実行委員会をつくり運営しますが、これがまさに自己組織化でした。

「100年先に残したいコト・モノ・人発見」というコンセプトに共感した人たちが集い、ワイワイガヤガヤとアイデアを出して実行しています。
ミーティングには議事進行表は基本的になく、その場の雰囲気で自由に進められます。

IMG_3470

コンセプトを具現するアイデアを自由に話し合い、それをやるかどうかを自分たちで決めますが、これが自己組織化の肝になります。

例えば「出店者の人たちに、朝、新聞を配布したら喜ばれるんじゃない?」なんてアイデアが出て「じゃあやるか!」となる。
そうすると、アイデアの主がその担当者になるのが自然ですよね。
そのアイデアに共感した人がサポーターになり、勝手に組織がつくられていくのです。
とても自然でしょ?

リーダーの力はほとんど要りません。
リーダーがグイグイ引っ張らずに、1人1人が自分の動力を発揮するから、チームの総パワーは相当なものです。

自己組織化のイメージはできましたでしょうか?

目的をハッキリさせておけば、よほど人間関係に問題を抱えた職場でない限り、自分たちで決め、自分たちで役割をつくることが出来るはずです。

まずは社内イベントなど、失敗しても痛くないことで取り入れてみてはいかがでしょうか?

それでは今日も仕事を目一杯愉しみましょうね!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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