*

小学5年生の女の子が見せた、自分を観る勇気

誰にも他人に知られたくない自分はあると思います。
コンプレックスや過去の出来事…
心の奥に閉まって、自分でも見ないようにしている事実や気持ちです。

でも、そういうものを含め、勇気を出して自分を見つめてみることで、もっと素敵な自分が発見できると思います。

そんな女の子がいます。
小学5年生のSちゃんです。

新聞社が主催する「こども新聞コンクール」というものがあります。
小学生を対象にした手作り新聞のコンクールです。
今年で17回目、長野県内で10,000を超える作品が集まります。

kodomo

その地区予選に応募して、見事、優秀賞に選ばれたのがSちゃんの作品「私のアレルギー新聞」です。

生まれつき重いアレルギーを持っていて、好きなものを食べられない。
友達が美味しそうにケーキを食べる姿を、とても悲しい気持ちで見ていました。
学校の調理実習でもアレルゲンを触れないから、みんなと一緒に作れない。

僕にはSちゃんの気持ちを理解してあげることはできませんが、とても悔しく悲しい思いをしてきたと思います。

お母さんも同じです。
以前に、毎日、ご飯を作る度に「こんな身体で生んで、ごめんね」と心の中で謝り続けてきたそうです。

これがSちゃんの「私のアレルギー新聞」です。

saho

僕は、16年間、本当に素晴らしい作品を見てきましたが、感動したのは初めてです。
この新聞はSちゃんそのもの。

悔しさ
悲しさ

そして希望…

11年間、生きて来た自分が赤裸々に綴られています。
そこにはお母さんも知らなかった、Sちゃんの本当の気持ちも書かれています。

僕が感動したのは「アレルギーがあって良かったこと」の欄です。

卵と乳アレルギーの人も食べられるパン屋さんに出会ったこと。卵と乳を使っていないパンは固くて嫌いだったけど、大沢さんのパンはどれもおいしい。アレルギーじゃなかったら知らなかったと思うからアレルギーでよかった!

自分と向き合うのは勇気がいたと思います。
まして、それを新聞にし多くの人の目に触れられるのだから。
でも、勇気を振り絞って自分自身を、自分の人生を見つめた時に、きっと自分が大好きになったと思います。

勇気ある自分。
困難に負けない強い自分。
そして、人の痛みが分かる優しい自分に…

Sちゃん、おめでとう。
次は全県の最終コンクールだね。

あ、もう、どんな賞をもらうかなんて関心ないか。

それでは今日も1日、素敵なあなたでいきましょう!

The following two tabs change content below.
米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存
  • LINEで送る
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。
読者登録はコチラ

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知をメールで受け取ることができます。

読者登録はコチラ

文字サイズの変更

標準 拡大
  • twitter
  • facebook
  • google
  • feedly
  • livedoor
  • rss
会議中に突然、否定的なことを言う社員を大切にしているか?

関わり方は積極的な発言だけではない人の個性は様々です。 よくしゃべ

社員のサボりや不正をなくすための監視より効果的な方法

社員や上司の目を盗んでサボる、不正を働く…そんなことが起きたら悲しいで

学んだ社員が仲間の先生になる教育システムで組織の成長を加速させる

人は、聞いている時よりも人に教えている時の方がよく学びます。 教える人

【受付開始】指示ゼロ経営ショートセミナー in 大阪

【指示ゼロ経営って何?】~指示待ち社員が自分で考え動く社員になる~

新しい世界に踏み込む勇気と力がないと現状にしがみつき苦しくなる

人は狭い世界で生きていると、その世界に何とかしがみつこうとします。 今