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チームワークを高める秘訣は雑談にあり

公開日: : 最終更新日:2016/12/15 組織育成 ,

社員1人1人をいくら教育してもチームワークは良くなりません。
チームワークの大切が分かるだけで、その実現には直接はつながらない。
1人1人は分かっているがチームワークは良くならない、そんな事が起こります。

逆に、ある条件を満たせば自然と良くなります。
今日は、その条件の中で最も大切な要件を考えたいと思います。

チームワークにはメンバー間の関係性が必須

お盆の帰省ラッシュの報道で「交通渋滞の専門家」が渋滞解消のアドバイスをしていました。
それによると、車線変更をせずに走るのが一番有効だそうです。
要するにこういう事。
車線変更をすると、後ろのクルマがブレーキを踏むでしょ?
そうすると、そのまた後ろのクルマがブレーキを踏み…その積み重ねで渋滞が発生するそうです。
1台の無理な割り込みで40キロを超える渋滞が発生するんだって。

意外と知られていない事実ですよね?

それを啓蒙するための番組特集だったのですが、それをみんなが知っても渋滞は防げません。
なぜならば「自分だけなら良いや」と車線変更をする人が出るだろう事が容易に想像できるからです。
そうなると「自分だけ守ってもしょうがない」と考え、車線変更をする人が出てしまいます。

つまり1人1人を教育しても徒労に終わるってことです。

それを防ぐためには、高速道路上を走る人たちがチームになることが必要です。
帰省する前に、予めその時間帯に高速道路を使う人を東京ドームに集めて決起大会をやるのです(笑)
懇親会も用意して「帰省して孫の顔をみるのが楽しみずら」なんて会話をして関係性を創ること。
…不可能だよね(笑)
だから渋滞はなくならないという結論になるわけ。

チームワークにはメンバー間の関係性が必須です。

雑談ができる会社ほどチームワークが良い

関係性が必須ということは、震災時の配給で行儀よく並ぶことから分かります。
並んでいる人が地域の顔見知りだから自分を律するというわけ。
逆に、顔見知りじゃないと、とんでもないことをする事があります。
その代表が「旅の恥はかき捨て」です。
旅先では自分を知っている人がいないから、とんでもないことが出来てしまう。

チームワークを良くするためには社員間の関係性が大切です。
だから飲みニケーションは有効なのです。

IMG_0264

業務上の関係を超えて、互いのプライベートに触れると共感が生まれ、それが自分勝手な行動を抑制することになる。

その視点で企業を観察すると、社員間が業務上の関係性だけの会社ほどチームワークが悪い傾向にあります。
必ずしも飲み会が必要なわけではありませんが、プライベートな会話ができるチャンスが多い方が良い。

その代表が雑談です。

僕は昔、雑談を許しませんでした。
朝、出社したら一刻も早く各自が持ち場に就くことを求めました。
「プライベートを社内に持ち込むな」とも言いました。

まったく無駄なことをしていたなと今では思います(笑)

1人1人を教育しても徒労に終わることが多いのです。
「チームにする」という発想が大切。
そのための最も大切な要件は「互いを一歩深く知ること」

それが指示ゼロ経営の視点…社員ではなく集団を育てることになるのです。

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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