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チームワークを高める秘訣は雑談にあり

社員1人1人をいくら教育してもチームワークは良くなりません。
チームワークの大切が分かるだけで、その実現には直接はつながらない。
1人1人は分かっているがチームワークは良くならない、そんな事が起こります。

逆に、ある条件を満たせば自然と良くなります。
今日は、その条件の中で最も大切な要件を考えたいと思います。

チームワークにはメンバー間の関係性が必須

お盆の帰省ラッシュの報道で「交通渋滞の専門家」が渋滞解消のアドバイスをしていました。
それによると、車線変更をせずに走るのが一番有効だそうです。
要するにこういう事。
車線変更をすると、後ろのクルマがブレーキを踏むでしょ?
そうすると、そのまた後ろのクルマがブレーキを踏み…その積み重ねで渋滞が発生するそうです。
1台の無理な割り込みで40キロを超える渋滞が発生するんだって。

意外と知られていない事実ですよね?

それを啓蒙するための番組特集だったのですが、それをみんなが知っても渋滞は防げません。
なぜならば「自分だけなら良いや」と車線変更をする人が出るだろう事が容易に想像できるからです。
そうなると「自分だけ守ってもしょうがない」と考え、車線変更をする人が出てしまいます。

つまり1人1人を教育しても徒労に終わるってことです。

それを防ぐためには、高速道路上を走る人たちがチームになることが必要です。
帰省する前に、予めその時間帯に高速道路を使う人を東京ドームに集めて決起大会をやるのです(笑)
懇親会も用意して「帰省して孫の顔をみるのが楽しみずら」なんて会話をして関係性を創ること。
…不可能だよね(笑)
だから渋滞はなくならないという結論になるわけ。

チームワークにはメンバー間の関係性が必須です。

雑談ができる会社ほどチームワークが良い

関係性が必須ということは、震災時の配給で行儀よく並ぶことから分かります。
並んでいる人が地域の顔見知りだから自分を律するというわけ。
逆に、顔見知りじゃないと、とんでもないことをする事があります。
その代表が「旅の恥はかき捨て」です。
旅先では自分を知っている人がいないから、とんでもないことが出来てしまう。

チームワークを良くするためには社員間の関係性が大切です。
だから飲みニケーションは有効なのです。

IMG_0264

業務上の関係を超えて、互いのプライベートに触れると共感が生まれ、それが自分勝手な行動を抑制することになる。

その視点で企業を観察すると、社員間が業務上の関係性だけの会社ほどチームワークが悪い傾向にあります。
必ずしも飲み会が必要なわけではありませんが、プライベートな会話ができるチャンスが多い方が良い。

その代表が雑談です。

僕は昔、雑談を許しませんでした。
朝、出社したら一刻も早く各自が持ち場に就くことを求めました。
「プライベートを社内に持ち込むな」とも言いました。

まったく無駄なことをしていたなと今では思います(笑)

1人1人を教育しても徒労に終わることが多いのです。
「チームにする」という発想が大切。
そのための最も大切な要件は「互いを一歩深く知ること」

それが指示ゼロ経営の視点…社員ではなく集団を育てることになるのです。

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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