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今、苦しい会社は数年前にやるべき仕事を怠ったから

「短期利益を追求すると長期では損をする」
商売はそのようにできていると思います。
だから、社員に短期の成果を求めると結果的に損をします。
決算は1年単位で締めますが、シナリオは長期で描くことが大切…今日は以前に行った研修での経験から、そのことを考えたいと思います。

短期成果を追いかけた結果ジリ貧になった

多くの企業で年初の目標を立てると思います。
営業の世界では個々に目標数字が割り当てられ必達を求められます。
会議では進捗を報告し、順調に進んでいない社員は胃を痛めます(笑)

僕は、これからの時代、こういう仕事をしている企業の未来は暗いと思っています。
なぜなら長期的にはジリ貧になっていくだろうからです。

僕が所属する新聞業界はこれまでずーっと、こういうスタイルでやってきました。
今は、本当に打つ手がなく困惑&疲労困憊に陥っている。

IMG_6222

僕が業界に入った20年前に「これからは新聞を読まない人が増えるから、今から準備が必要だ」と会議で言っていました。
それから10年経った時も同じことを言っていた。
それがついに現実化してしまったのです。

20年間何をやってたの?と思うかもしれませんが、ずっと短期目標を追いかけていたのです。

長期シナリオの策定こそ経営者の仕事

こうなるのには決定的な要因があります。
当時「このままでは…」と言っていた人は組織の上層部で、あと5年もすれば定年退職という人が多かったから、単なる挨拶の文句だったと思います(笑)

挨拶が終わって拍手が起き「オレ、良いこと言ったな〜」という満足のための挨拶だった(笑)
長期シナリオはトップだけで描く必要はないと思いますが、その号令をかけるのはトップしかできません。

ジリ貧に陥る前に何とかしたいですよね。

今、順調な企業は「今のがんばり」で今があるわけではなく、過去数年間に撒いた種が開花しているからです。
そして、今撒いている種は数年のうちに開花するという時間軸で仕事をしています。

例えば、お客様との関係性は構築に時間がかかります。
それを怠ったら売れるものも売れないから、強引な営業に走ります。
そうすると一番大切な関係性が壊れてしまうから長期では損をします。
新規獲得にばかりエネルギーを使い、一番大切にしなきゃいけない既存客がないがしろにされるのも長期の利益を失いことになる。

短期利益を追いかけると明日はない。

そう断言できると思います。

長期のシナリオで経営をしましょう。

ジリ貧になったら手がつけられなくなるからね。

それでは今日も素敵な1日を!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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