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社員間の温度差を利用して組織レベルを上げる方法

社員間に温度差があるという相談を頻繁に受けますが、それは健全な状態です。
気にしなくていい。
ただ、やり方を間違えると熱い人と冷めている人の二極化が進んでしまいます。
熱い人の熱がまわりに伝わっていくような状態を作りたいですね。
温度差を常に持ちながら、熱が伝わり組織のレベルが徐々に上がっていくような状態が理想です。

なぜ温度差がある状態が健全なのか?

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グループワークでも温度差は常に出る

最初は組織全体の温度は低いかもしれませんが、熱は確実に伝わっていきます。
伝わっても平準化されることはなく、その中で熱い人とそうでない人が生まれます。
この繰り返しで組織全体の熱が上がっていくというわけです。

伝染が促進する環境づくりこそが社長がすべき仕事

こうした理想的な状態にするには社長は言動に気をつけなければいけません。
集団のメカニズムを理解し、冷静に対応することです。

温度差に悩む会社の特徴は、社長が1人で熱くなっていて社員に対し「冷めてる」と不満を抱いています。
そして、社長が冷めている社員を個別に指導していることが多い。
せっかくの集団のメカニズムをムダにしていますよね。
勿体無いことです。

「温度差はあるものだ」と認識し、低い人を責めないこと。
逆に、高い人を賞賛することもご法度です。
「温度差があるのが普通」ということは高い人も低い人も必要な存在なのです。

そして社員間のコミュニケーションを活発にすることが大切です。
熱が伝染るには接触のコミュニケーションが必要だから。

例えば、ミーティングでは成果を上げた社員が困っている社員に教えるようにすると有効です。
教えることで本人が一番学びになりますし、リアルな実践は人を勇気づけますから、熱が伝染りやすくなります。

社長は静かにしていることを忘れずにね。

集団に温度差があることは健全なことです。
むしろ、それがあるから伝染るのです。

伝染が促進する環境づくりこそが社長がすべき大切な仕事です。

それでは今日もステキな1日をお過ごしください。

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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