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競争を勝ち抜いた人こそ認識すべき大切なこと

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昨日は長野県の県立高校の合格発表があり、無事、息子が合格をいただきました。
僕が受験した時は「入れるところに行く」という、なんとも主体性がない動機だったのに比べ、「自分が行きたい高校に行けるように自分を磨く」と挑戦した息子はすごいと思いました。

発表の日の夜、30年ほど長く生きている者として、息子と話をしました。

「勉強をするのは、自分が勝ち上がるためではなく、人に愛されお役に立つ存在になるため」

そんな話です。

受験は競争です。
直接、相手を攻撃するわけじゃないけど競争です。
合格する人もいればそうでない人もいる。

競争の要素があっても、その目的は、愛されお役に立つ人になること。

人は1人で生きていく事は決してできません。
何かを達成するためには他人との関わりの中でやっていくことが大切です。
特に、今、そしてこれからの時代は、新しい価値創造が求められるから、互いに力を合わせ、協働し、支え合うことが大切です。

人類がこれまでに経験した数々の危機を乗り越えた時のように。

だから自分だけが勝ち上がるという発想をすると、誰も勝てなくなってしまう。
そう考えています。

これは理想論やキレイごとではなく実学なのだと思う。

そういう人になるためには、「自分が」合格したという喜びを噛み締めながら、それを応援してくれた人に感謝することが大切だと伝えました。

新年には神社に参拝に行きました。
お墓参りではご先祖様にお願いをした。

そういうのも含め、感謝することだと思います。

そして、同じようにがんばったけど、惜しくも合格を手にすることができなかった人もいます。

別に憐れむわけではなく、健闘を称えるわけでもなく、そういう人もいるということを認識することが大切だと思います。

僕が高校を受験した時は、バブル真っ只中でした。
第二次ベビーブームで競争は熾烈でした。

その時に、大人によく言われたことがあります。
「今は大変だけど、良い大学に入って、良い企業に勤めれば人生は安泰だから」
…まったくそんな事はなかったですね(笑)

時代が大きな成長の波に乗っていた時と今は違います。

勝ち上がる発想ではなく、協働することができるように、強く、そして優しい人間になって欲しい。

そう願いつつ、自分に言い聞かせた昨夜でした。

それでもまずは、喜びを噛みしめて欲しい。

本当に努力した。

お疲れ様でした。

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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