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正しい視点を持たないと「社員一丸となって地獄にまっしぐら」になるかも?

社長が正しい視点を示すことはとても大切です。
って、当たり前すぎて「つまらん話だな〜」って思うかもしれませんが、この当たり前のことができていなくて「社員一丸となって地獄にまっしぐら」という会社もあるんですよ。

今日は、先日山形県で行ったセミナー後の懇親会で参加者の方と盛り上がった話から、今の時代の「正しい視点」について書きたいと思います。

siten

結果を求めて活動量を増やしても結果が出ない

「正しい方向性」というのは、今、そしてこれからの時代は、営業熱心な会社よりも、お客様に喜ばれることに熱心な会社、喜ばれる価値を創っている会社が生き残ると考えています。

これって自分がお客様の立場になって考えればすぐに分かりますよね?
「どんな会社から買いたい?」と問われれば、誰だって自分を喜ばせてくれる会社から買いたいと答えますよね?

これが売る立場になるといきなり分からなくなる。
どう攻略すれば成果が出るか?と相手を喜んでいただく対象ではなく攻略の対象として見てしまうんですね。

これには理由があると思います。
それは攻略すれば成果が出て伸びた時期を経験したからだと考えています。

もう少し詳しく書きます。
売れたという「結果」が出るには、「原因」が必要です。
その原因が何であるか?は極めてシンプルに考えると、「お客様の心に『欲しい』という気持ちが生まれた」ということ。
小学生でも分かる話だよね?

でも、ここに今とこれからの時代の大事があるんです。
昔(モノがよく売れた成長期)は、原因である「欲しい!」が生活者の心に備わっていました。クルマが欲しい、テレビが欲しい、新聞くらい読んでいなくちゃ…って。
さらに手にしたら、より良いモノが欲しくなった。

この時代の「正しい視点」は、原因が備わっているのだから、後は結果を求めて活動量を増やすことでした。
「1件でも多く訪問しろ!」「広告を大量に打て!」
それで成果が出た。

トップの間違いは現場レベルでカバーできない

それが、いつしか生活水準が上がり、ついにピークし達した時に生活者は欲しいものが分からなくなりました。
それが今の現状です。

原因が備わっていないのだから、それをつくる事に視点を移さなきゃいけないのに、前時代のOSが抜けていないから、相変わらず「1件でも多く訪問しろ!」ってなっている会社が結構多いのです。

山形県で行ったセミナーの懇親会では、新しい視点に立って、しばらくしたら成果が出たと言う方と話が盛り上がったんです。

お客様に欲しいという気持ちになっていただくには、お客様に喜んでいただくことを考えるしかありません。

「こういうのが欲しかったんだ!」
「私、すごく大切にされている」

そう思っていただけるよな価値をつくること。

それは容易なことじゃないけど、そこに視点が行っていない限り、まず不可能だと思います。

トップが間違った視点を持った事による損失は、現場レベルではカバーできません。

今、そしてこれからの時代に合った視点を持つことからすべてが始まると思います。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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