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社員が、「フタを開けたらやっていなかった」を防ぐ4つのポイント

僕は、自ら考え行動する社員の育成で苦労したことが2つあります。
1つは、まずは最初の一歩を踏み出してもらうことでした。
「これをやる!」と意思決定してもらうのに苦労しました。

もう1つは、社員がそれを「やり続ける」ことです。
チャレンジすることも大切ですが、「やり続ける」ことの方が大切ですよね。
一瞬で成果が出ることなんてありませんからね、粘り強く改良を繰り返しながら成果に結びつく。

でも、それが難しい。
始めたはいいが、フタを開けたらやってなかった、なんて事がありました。
腹が立つんだよね〜(笑)

僕は、それを防止するには4つの工夫が効くと考えています。
1、何をやるかを自分で決める
2、達成した時の嬉しい気持ちをイメージする
3、達成したことで誰が喜んでくれているかをイメージする
4、達成するために何をするか?を具体的に書いてみる

今日は、4番目について記事を書きますね。

成果までのプロセスが描けないと、ヤル気が持続しない

なぜ4番めが必要かというと、根拠のない自信を持っている「勘違い人間」(褒め言葉ですよ、念のため)以外は、「上手くいく根拠」がないとモチベーションが生まれないのですよ。

「これをやったら」→「こうなる」 これを描くことです。

因果関係と言います。
例えば、「飲み過ぎと」→「二日酔いになる」 「ハミガキをサボると」→「虫歯になる」

両方、僕が40年の歳月をかけて解明した因果関係です(笑)

これは逆に言うと、「明日は絶対に二日酔いになる」と決意した人が前日に何をすれば良いかが分かりますよね?
これと同じように、得たい成果を得るために何をすれば良いか?…段取りをすると心に変化が起こります。
ただし、二日酔いや虫歯と違って、仕事は因果関係が少々複雑なので、こんな風に描きます。

因果関係

これを描くことで「できるかな〜?」が「できるかも!」になるのです。

因果関係が描けたら、その過程を楽しむ

これが描けると、第一歩を踏み出す意欲が生まれるのですが、すべて予定通り順調に行くわけでないので、やりながらの改良が必要です。
だから、あまりキッチリとした計画は立てない方がいいと考えています。
計画の練り直しにエネルギーをかけていたら、年中計画ばかり立てていた、なんてことになっちゃう(笑)

「大まか」がポイント。

そして、もう1つ、最終成果に辿り着くまでには時間がかかるから、そこに辿り着くまでの小さな成果を盛大に祝うことです。

例えば、まずはイベントで集客して、そこでSNSなどで繋がって人間関係を作って、最後に自社で買い物をしていただく、という計画の場合、まずはイベント集客に成功したらプチ打ち上げをすることだと思います。

「スモールゴール」と言いますが、そこで打ち上げをすることで、過程の1つが終わったというマインドセットがなされるので、充実感とともに次の課題に集中できる。
上手く行かなかったら、その工程だけに集中して改良をする。

その繰り返しで成果に近づくんですね。

今って、仕事が複雑になっています。
例えば、セールスの場合、昔は通用した「一件でも多く訪問する」とか「チラシを爆弾のように撒く」といった単純な作業では効果が出なくなってきていますよね?

因果関係が複雑になったから、「何をやったら」→「こうなる」を描き、その過程を楽しむことだと考えます。
間違っても、成果を出せ!なんて煽らないことです。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!

 

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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