事業の成否は「会議で話されている本音」で決まる

僕は、色んな会社や団体の会議に出席しますが、その内容を興味津々で聞いています。

2つのタイプに大別されるんです。
1つは、その会議に、もしお客様が参加しても問題ない、それどころか聞いたらもっとファンになる会議。
もう1つは、とてもじゃないがお客様には聞かせられんっていう会議です(笑)

「心理学を駆使したNOと言わせない説得術」
「攻略」「攻撃」「囲い込み」なんて恐ろしいワードが飛び交ったら、お客様、怖くなってその会社と付き合うのをやめようかな?って思っちゃうよね。

会議は、その会社の本音が出ます。

今日は、お客様が聞いたら、もっとファンになる会議をしようという話です。
なぜなら、応援してくれる人が多い会社が成功するに決まっているからです。
みんなが望むことの方が実現可能性が高いはずだから。
逆に、お客様に聞かれたら困るって会社は、そもそも事業自体に無理があるから、攻略なんていう発想になるのです。

みんなが幸せになる事を考えている会社には支持者が集まる

僕の友人でパン屋を経営する女性がいます。
お子さんがアレルギーで、そのことですごく悩んできました。
アナフィラキシーで救急搬送されたこともあったそうです。
そこで、お子さんのために、アレルギー対応のパンを作りたくて勉強を始めたんです。
それがいつしか職業になった。
アレルギーの人も、そうでない人も、安心して食べられるパンを焼きたい。
みんなに食べてほしい、そんな思いで商売をしています。

パン遊舎ponoponoさんのブログ
http://ameblo.jp/pono-ponopan/

今ではパンづくりだけでなく、アレルギーの勉強会を開催したりと活動が広がっています。
小学校のクラス行事の際にも注文が来るようになりました。

その方の思いって、誰に聞かれてもOKですよね?
多くの人が幸せになるから、聞いたらみんなが応援したくなります。
だから、説得なんてしなくても支持者が自然と集まるから繁盛しているのです。
その証拠に、お客様の半分以上はアレルギーとは無縁の方たちだと言います。

社員、お客様、取引先が1つの目的のために集まったチームになる

ここで言う支持者とはお客様のことだけではありません。
そこで働く人や取引先も含まれます。
パン遊舎ponoponoの社員さんは「雇用されている」という感じではなく、社長とともに素晴らしい世界を創造したくて集まったパートナーという関係になっています。

売り手とお客様、経営者と従業員という「壁」がなく、1つの目的に向かうチームになっています。

勉強会のチラシや、ポイントカードなどはお客様や友人が作ってくれます。

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誰が社員さんで誰がお客様か分からないんだよね。

実現を望む主体者の集まりといった感じです。

どうしてこういうことが起きるのかといえば、みんなが実現を望むことを考えて、それを本当に実行しているからです。

僕もお店におじゃましたことがありますが、「アレルギーの方でも安心して食べられるパンの話」をずっとしていました。
きっと、社員にもお客様にも取引先に対しても同じなんだろうなと思いました。

会議は、その会社の本音が出ます。

そこで出る話は、「壁」を生むものか、みんなが1つになるものか?

そんな視点で会議内容を検証するといいかもしれませんね。

みんなが実現を望むことが成功しないわけがないのだから。

それでは今週もがんばりましょう!

また明日。

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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