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内向的な社員から珠玉のアイデアを引き出す「1枚の付箋」

面白い実験をテレビでやっていました。
「打ち合わせ」と称して、狭い部屋に被験者を入れてしばらく待機してもらうんですが、途中で室内に煙を焚くんです。
モクモク〜って煙が出ると、その人は焦って部屋から出ていきます。
当然ね。

でもね、部屋の中に複数の人間がいると逃げないんです。
お互い顔を見合わせて首をかしげキョロキョロしているだけ(笑)

人は周囲に合わせる生き物だということです。
で、取り返しのつかないことになる…

組織でも、社員は無意識に人に合わせてしまいます。
良いアイデアがあっても言わないで、誰かに流されていたら勿体ない、というか声の大きな人に流されて行き着いた先が地獄だったなんて困る。

今日は、ミーティングで良いアイデアを持っている人が潰されない方法について書きます。
珠玉のアイデアが表舞台に出る方法です。

流されずに発信できる人は少数

独立心を持った人は、まわりに流されません。
僕は、夢新聞を通じてこれまでに3600人以上の子ども達(大人も)の夢を見てきましたが、たまに「流されないヤツ」に出会います。
ヤツらの発想は面白い。

今、子ども達に大人気の職業は「パティシエ」です、特に女子に人気。
パティシエになりたいって子が多いから、それに流されてブームがつくられます。
いや、マジで「このままだと日本はケーキ屋さんだらけになるな!」って思うくらい多い。

それを見た、ある少年が急に手を止めて考え出したんです。
そして「そうか!分かった!」と言った。
出来上がった彼の夢新聞が面白い。
「歯科医で全国展開した!」(夢新聞ではすべて完了形で書くんです)

分かりますか?
虫歯が増えるだろうって読みです(笑)

逞しいですね〜
独立してますね〜

彼みたいなヤツは珍しくて、普通の人は珠玉のアイデアを思いついても、それを発信せずにまわりに流されてしまうことが多い。

それを防止するのがミーティングの技術です。

全員が公正に発表できる仕組みをつくる

盛り上がる会議には特徴があります。
1人1人が自由に発言できる会議です。
でも、声が大きな人、影響力の強い人に場を支配されるケースも多い。
その筆頭は社長ですがね(笑)
え!?オレ?…気をつけます…

あるいは、何となくみんなが考えている平凡なアイデアに流さることも。

それを防止する簡単な方法が、「書いてからしゃべる」というものです。
まずは1人で書き、それを発表するやり方です。
これなら引っ込み思案の人もアイデアを出すことが出来ますよね?

IMG_3446

しかし、せっかく出たアイデアも、声の大きな人に潰されては身も蓋もない。
そこで、出たアイデアの「メリット」と「デメリット」を検討する作業を行います。
参加者全員が、「メリット」と「デメリット」両方を書いてから発表します。
付箋に書いて貼り付けると可視化できて分かりやすいです。

こうして仕組み上、全員の参画で進むように工夫することで一部の影響者、多数派に流されないミーティングができるのです。

良いアイデアは少数派の「変わったヤツ」の脳内に潜んでいることが多い。
そいつがジョブズのイケイケだったら問題ないのですが、静かな天才の珠玉のアイデアが葬られたら巨額の損失をするかもしれませんよ。

ま、全員が自由に発言できる空気、全員が発言できるように全員で配慮する文化があればいい話ですがね。

社長が支配者の場合は…地獄に一直線かも?(笑)

それではまた明日!

 

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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