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お客様からのリスペクトは340万回という積み重ねの賜物

今日は、給与支給日で、夜中から現場にいます。
ちょっと眠いのでこれから仮眠をとります。

さて、弊社には勤続50年になる新聞配達員がいます。
名を清水秀男さんと言いますが、計算すると340万回以上、新聞をポストに入れた計算になるんだよね。
すごいでしょ?

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小学生の時から続けていますが、僕の記憶だとその間休んだのはお義理があった1日だけ。
新聞配達だって、そこまでやると圧倒的な価値になる。

今日は、スタッフにファンがつくとみんながハッピーになれるという記事を書きます。

340万回の蓄積はここまでお客様の心をつかむ

清水さんの圧倒的価値は、4つの現象からわかります。
1つは、元旦の配達です。
元旦って新聞が分厚くてポストに入らないんです。
だからお客様が玄関前に箱を用意してくれるのですが、そこにお手紙とともにお菓子やお年玉が添えられているんです。
「ご苦労様」という意味もありますが、多くのお客様が彼の偉業に尊敬の念を持っているのです。

それがもう1つの現象に現れます。
それは、「もう年で目が見えないけど、清水さんが配っている間は新聞をやめない」という高齢者のお客様がいるんです。

さらにもう1つ、週休体制を導入した時に、週に1回別の配達員が配るのですが、その時に「清水さんに何かあったの?」と電話をするお客様が何人もいました。

すごい人間関係ですよね。

半径1キロ以内の狭い地域ですが、ちょっとした有名人なので、新聞を購読していない人に対して、彼が「読んでみない?」と声をかけると成約率が高いのです。

仕事に対する姿勢が人間関係をつくる

しかし、よく考えると、新聞配達の時間帯はAM3時〜6時くらいですので、多くのお客様は彼に会ったことがない。
それでもファンがつくのは、近所で噂になっているからです。
決して話題に上りやすい話ではないですよね、新聞を配っている人って。
それでも340万回もポストに新聞を入れると、口コミが発生するんですね。

僕が思ったのは、関係性をつくるためのテクニックは沢山ありますが、「仕事を真剣にやっている」という姿勢もその1つで、それはごまかしが効かない分、質の高い関係性になるということです。

もう1つ思ったのは、そんなに素晴らしい素材があるのに、それを発信できていないということです。ちゃんと発信すれば、まだ知らない人にも届くし、知っている人も再認識するでしょ?

何でそれができないかといえば、ニューズレターで紹介しようとすると嫌がるんだもん(笑)
シャイなのです。

しかし、12歳のころから休まずに仕事を続けるって、なかなかできることじゃないですよね。

僕は、そんなスタッフに勇気と喝をもらっています。

ちょうど先ほど、彼にお給料を渡しました。
僕が清水さんを褒めることはできません。
ただ、「すごい!」「ありがとう!」それしか言えないのです。

僕も、もっとディープに真剣に、何よりも楽しく生きようと思った4月最終日でした。

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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