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「可処分時間」という考え方で新しいビジネスを創造する

おはようございます。
僕の町は田舎でファミレスがありませんし、マクドナルドもない。
大型書店もないから欲しい本を買うのに苦労します。

あ、今馬鹿にしたでしょ?(笑)
でも、なぜかモスバーガーはある。

さて、先日、Amazonで、価格が400円の書籍を送料を250円払って買いました。
僕が支払った250円をどのように解釈するか?
僕は「送料」ではなく「自分の時間を増やすためのコスト」と考えています。

今日は、「可処分時間を増やす」という発想で新しいサービスが生まれるという話です。

お客様は時間を買っているかもしれない

欲しい本を探しに書店に行ったがなかったという可能性は十分にあります。
事前に電話で問い合わせするのも面倒ですよね?
なくて、違う書店に行くことを考えれば250円くらいどうってことないです。
自分で探せば間違いなく2時間以上かかったと思います。

僕が支払った250円は、その時間ロスをなくすため。
時間を買った。

「可処分所得」という言葉がありますが、「可処分時間」という考え方もあります。
で、今って可処分時間を増やしたい人が増えています。
忙しいから、面倒だから…色んな動機があると思いますが、確実に増えています。

弊社は書籍の販売も行っています。
「だったらAmazonじゃなく自分の会社で買えよ!」ってツッコミはやめてね(笑)
新聞社から出ている上質な書籍だけを扱っているのです。
販売は主にチラシか自社発行のニュースレターに広告欄を設け行っています。
その時に必ず入れる一文があります。

「商品は朝、新聞と一緒にお届けいたします」
支払い方法には必ず、「月末に新聞代と一緒」という選択肢を入れています。

チラシ

これが評判いい。
お客様の可処分時間が増えるから。

年賀状の印刷サービスも行っていますが、お客様はわざわざ来店する必要がなく、チラシに載っているサンプルを見て電話注文をするだけです。
完成品は、新聞と一緒にお届けし、代金は月末の新聞代に乗せて請求します。
数年前から始めた「宛名書きサービス」も同じ発想ですが、売上を伸ばし続けています。

視点を変えると売り方も変わる

弊社が「可処分時間の創出」という発想に至ったのは必然で、普段から新聞を配達しているので、来店を待つという発想が最初からなかったのです。
月末には集金に行くし、「新聞を取りたい」と電話があればすぐに飛んで行く。

それを「お客様に代わって動く」と解釈していたのですが、その先にお客様が手にするものは可処分時間の創出だったと気付いた。

だから、同じ発想になれば、まだまだ新しいサービスが生まれるかもしれません。

外食産業は、主婦の可処分時間の創出という側面があるかも知れない。もちろん業態によるけどね。
「あの店にいけば何かある」と期待させる店も、選択の時間を省くという意味では同じ。

お客様の何に貢献しているのか?
そのカタチの1つが可処分時間だと思います。
自社の経営資源を活用して、時間の創出はできないでしょうか?

視点を変えるとチャンスが見えてくる。
そう思います。

それでは今日もがんばりましょう!

また明日。

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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