決して外注してはいけない。自社を滅ぼす外注3つのNG

アウトソーシングという言葉が一般化したのは確か2000年くらいだったと思います。
当時、それまでの好景気とともに必要以上に組織が膨れ上がった企業が多く、「筋肉質の組織」の必要性が叫ばれていました。
そこで自社でやらなくても良いことは外注する機運が高まりました。

とても良いことだと思うのですが、一方で僕はある重大な事実に気づいたのです。

「絶対に外注してはいけないことがある」ということ。

その判断は企業によって違います。

例えば、以前にとある経営コンサルタントの書籍を読んだ時に、信じられない文章が目に飛び込んできました。
それは、「これからの時代、◯◯なニーズが増えるので、私の指示で◯◯の商品を扱うよう指導し大成功した」というニュアンスの文章でした。

その会社、商品開発という生命線をこのコンサルタントに握られていると感じうすら寒くなったのです。
よく商売繁盛の秘訣は「なくてはならない存在になる」と言いますが、課題解決型の職業、特にコンサルタント系はこの考え方はダメです。

「自分がいなくてもやっていける」が理想の姿だと思うのです。

企業には外注してはいけない事があります。

他にも、「御社に代わって社員のやる気を高めます」をウリにしているところがありますが、これも外注してはいけません。
業者がいないとやる気が維持できない企業では困りますし、一度依存すると抜け出すのは大変です。

ちなみに、株式会社たくらみ屋ではこの事を重要視し、「企業さんが自分たちの力で良くしていける」ためのプログラムの開発に強い拘りを持っています。

会計も外注してはいけない分野だと思います。
税理の業務を税理士事務所にお世話になるのはOKですが、会計の目的は結果の集計ではなく「意思決定」です。
だから、意思決定できるだけの会計知識は自らが持つことです。

僕のホームページは和歌山県の「design NAP」さんに作ってもらいました。
社長の藤戸 佐千世さんはHPの土台を作る際に「米澤でも直せるように」を前提にデザインしてくれました。

その理由はマーケティングは試行錯誤の連続だからです。
やってみては顧客の反応、数字を見てやり方を変える、この繰り返しを何度も何度も繰り返して初めてマーケティングの仕組みができます。
自分でやらなきゃいけない事が多く、だから自分で修正できるようにしてくれたのです。

経営には外注してはいけない事がある。
それは繁栄の礎の部分…「意思決定」です。

「人材と組織の育成」
「会計」
「マーケティング(ビジネスモデルを含む)」

この3つは研修をしたり専門家のアドバイスをもらうことはあっても、依存してはいけない、自分で意思決定すべき大事だと考えています。

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依存関係にはならないから安心してね 笑
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