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出世と報酬で社員を釣る…その効力が失われた時代の経営とは?

uma

今、出世を望まない人が増えていると言われています。

僕の友人にもそういう人は多いですね。
昔、高度成長期の時代は、高い地位と報酬…ニンジンを提示すれば社員のモチベーションが上がり、出世を目指して社内でし烈な競争が繰り広げられ、それが組織の活力になりました。
でも、今は、みんな基本的に豊かな生活を送っているので、そのモチベーションは効力を失いました。

そうなった今、何をモチベーションの源にすればいいのでしょうか?
今日はそんな話です。

1980年代以降、心の豊かさを求める人が急増

内閣府が毎年行っている国民生活に関する世論調査に、「これからはモノの豊かさか?それとも心の豊かさか?」というアンケートがあります。
1980年代は、モノと心が拮抗していたんですが、それ以降急激に心の豊かさを求める人が増えています。
かと言って、一切の物欲を否定して精神世界にどっぷり浸かるんあってことが起きるわけはありません。
モノは買う、でもそれは心を満たすための手段として購入するということを意味します。

働く人にも言えます。

お金は必要だし欲しい。
でも、お金が稼げれば何でもいいかと言えばそうじゃない。
仕事そのものから得られる悦びが欲しいと考える人が増えています。
人に喜ばれる悦びだったり、そんな自分に成長する実感だったり…
それを実感しながら稼ぎたいという贅沢な欲求を持っているのです、現代人は。
お客様もそういう人から買いたいし…
どうすればそんな欲求を持たせる環境になるのでしょうか?

創造性の時代のモチベーションとは?

今って、創造性が求められる時代です。
「おもてなし」なんてその典型で、マニュアルを超えた自分で考えるサービスは、純粋にチャレンジしたいという内発的なモチベーションが支えています。
アメとムチでモチベーションをコントロールすると創造性が破壊されることが分かっています。

そういう時代だから、改めて「仕事の意義」を再考する時期に来ているんじゃないかと思います。
純粋にチャレンジしたい!そう思えるかどうかです。

まとめ

現代は、アメとムチの使い分けによるモチベーションUPは期待できない。
それどころか、創造性と自発性を破壊してまう。
仕事そのものから悦びが得られるような商売にする必要がある。

 

それではまた明日!

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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