新時代を切り拓くには、社員に3つのエネルギー源を持ってもらおう

令和元年、5月1日を迎えました。
昨夜は日付が変わる瞬間に家族で乾杯をしました。
時代の変わり目の境界線が長く続いた平成が幕を閉じ、新しい時代が始まります。

令和がどんな時代になるか?…そんな話題で盛り上がっていますが、昨日のブログに書いたように「どんな風になるか予測がつかない時代」というのが正直なところだと思います。

だから変化に即応できる「柔らかな経営」が求められると考えています。
同時に、そんな時代を進むにはそれ相応のモチベーションが求められます。

人の能力をパソコンに例えてみる

僕は人(組織)の能力をパソコンに例えて考えます。
優れたパソコンは、まずは本体がしっかりしていますよね?
SSDのの容量やメモリーの性能、そんなものです。

これは人間でいえば、健康な心身だと思います。
とは言っても、アスリートではないから、毎日の仕事に耐えられるスペックがあれば十分です。

アプリは人間でいえば知識、スキルだと思います。

しかし、どんなに優れたアプリが入っていても、正しく動くためにはOSが必要になります。
これは人間で言えば「考え方」だと考えています。

せっかくの知識、スキルも使い方で毒にもクスリにもなる。
例えば、商売は自分と相手、双方が得をする、幸せになることで成り立ちます。
このOSが狂っていて、自分だけが得をすれば良い、そう考えていたら結局、だれも得をしません。

他にも、組織運営のOSもそうです。
変化が激しく正解がない時代では、トップダウンよりも集団の知恵が活きるマネジメントにする必要があります。

「考え方」

とても大切ですよね。

どんなに優れたパソコンも電源がないと動きもしない

さて、どんな優れたハードを有し、優れたOS、最新のアプリが入っているだけではパソコンは動きません。

電源(バッテリー)がないと始まりません。

人間と組織で言えば「モチベーション」です。
この変化の時代、正解を誰も示してくれない時代では、相当のモチベーションが求められます。
しかも、誰かにコントロールされたモチベーションではなく、自らが制御する内発的なものです。

知恵を出すのにも、粘り強く試行錯誤をするのにも、内発的なエネルギーが欠かせない、本格的にそういう時代に入ったと考えています。

僕は、指示ゼロ経営の研究から、モチベーションは3つの柱で成り立つと考えています。

1、欲望のエネルギー…お金を根拠にした(お金で買える)欲望です。

だから、企業には儲けが公正に分配される仕組み、制度が求められます。
しかも、それは「儲かったらちゃんと還元する」といったものではなく、「このくらい稼ぎたから、これだけの業績を上げる」という、社員が主体になれる制度です。

2、関係性のエネルギー

どんな仕事でも仲間と知恵を出し合ってやると愉しくなります。
だからマネジメントは「チームで対応する」というスタイルが求められます。
個々が自分の職務領域を持っていたとしても、タコ壺状態に陥らずに、全体を観る視点が欠かせません。
評価は個々ではなくチームに対し行うことだと思います。

3、エンパワーメントのエネルギー

関係性のエネルギーの先に、自ずと訪れるのが「自分の役割、居場所がある」という悦びに基づくエネルギーです。
仲間と共創・協働する中で、自分の得意や才能が活きると仕事は抜群に愉しくなります。
「自分じゃなきゃダメ」と「自分だけでもダメ」が同居したあり方です。

「活きている」と「活かされている」

モチベーションの3つの柱が揃うと、人と集団は素晴らしい創造性を発揮し、粘り強く試行錯誤を繰り返すことができると考えます。

令和元年は、改めて原動力について考えてみたいものです。

それでは、希望を胸に、新しい時代の一歩を踏み出しましょう!

 


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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。株式会社Tao and Knowledge代表 株式会社たくらみ屋代表 一般社団法人夢新聞協会理事長。
指示・命令をしなくても自分たちで課題を発見し行動できる組織「指示ゼロ経営」を提唱する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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