「やっては→直す」この繰り返しの回数を増やし時間あたりの儲けを向上させる

やってみて→直し→成功事例をみんなで学び合う

変化が早い時代では「行動→改善」の繰り返しを、どれだけ多くできるか?が成功のカギを握ると思います。
物事は実際にやってみなきゃ分かりません。
職種にもよりますが、人間(大衆)を相手にする場合、じっくりと計画を立てても、その通りにはいきませんよね。
「まずやる→後で直す」…行動量と改善量がものを言います。

商売ってミツバチの活動に似ていると思うんです。
ミツバチは蜜の在り処を、四方八方に飛んで探します。そして発見したハチは、その場で「八の字ダンス」を踊り仲間に報せるそうなのです。

独り占めしないんですね…人間(?)が出来ています 笑
集団の維持が自分にとっても得であることを知っているからだと思います。

色々と試して、上手くいったものに集中する…これが商売に似ていると思うのです。

今、自律型組織が注目されている理由はここにあると考えています。
何か課題を抱えた時に、いちいち上司が指示命令を出していたら対応が遅れます。
しかも、その場にいたスタッフが一番、正確な情報を持っています。特に、お客様が感じたことなどは、言語で伝えるのは限界があるから、その場にいたスタッフ「たち」が対応するのが最善です。

「たち」と表現するのは、1人では思いつかないアイデア・解決策も三人寄れば文殊の知恵で行えば思いつくからです。

そして、上手くいった方法と、その過程をみんなで学び合うことができれば、集団は加速度的に賢くなっていくはずです。

集団の中には多様な知恵と経験があります。
1人の知恵がみんなのものになる…とてもお得な話ですよね?

上司の知恵を一方的に部下に与えた場合、部下の数が5人であれば、学びの機会は5です。
これが部下同士の『学び合い』をした場合、20になります。
(公式は、n(n-1)になる ※nは部下の数)

『学び合い』では集団が加速度的に賢くなっていくのです。

人件費の回転率向上が、全員にとって得な制度をつくる

こうした学び合いを会計的に考察すると、人件費効率の良さが分かります。
これは「賃金付加価値生産性」で評価することができます。
賃金付加価値生産性とは、人件費に対する儲け(売上総利益)の倍数のことです。

例えば、人件費が5000万円で売上総利益が1億円であれば、2.0が賃金付加価値生産性です。
要するに、給料の何倍稼いだか?の指標ね。

成果は、「まずやる→後で直す」をどれだけ多くやったかに比例します。
これを1年間で10回やった会社と20回やった会社では売上総利益は、倍とは行かなくても大きく違ってくると思います。

業種によってこの指標は変わってきますが、自律的な『学び合い』がある会社はこの指標が高いわけです。

『学び合い』を活性化するためには失敗に寛容になることも大切だと思います。
失敗は「上手くいかない方法が分かる」というギフトです。
失敗がないと「後で直す」が出来なくなります。
同じ失敗はいけませんが、失敗を歓迎する風土が求められます。

人件費の回転率は経営者だけが得をする話ではありません。

仮に、先ほどの例で、前期、1億円だった売上総利益が1億5000万円に増えたとします。
5000万円も会社の儲けが増えた…と言いたいところですが、これは全員で掴んだ成果です。当然、儲けの一定割合は、決算賞与で社員さんと分かち合います。
分かち合わないと労働争議が起きる可能性があります…

このように賃金と連動すると回転率は社員にとっての「自分事」になるわけです。

「まずやる→後で直す」

これが全員の共通認識になった時に、企業はとんでもないことを成し遂げると思います。

それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい!

 


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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。株式会社Tao and Knowledge代表 株式会社たくらみ屋代表 一般社団法人夢新聞協会理事長。
指示・命令をしなくても自分たちで課題を発見し行動できる組織「指示ゼロ経営」を提唱する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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