40歳を過ぎたリーダーは自分ではなく若い力を借りて会社を進化させる

長い出張が終わり、久しぶりに家でゆっくりしています。
出版記念講演も大分、参加者が増えてきました。
指示ゼロ経営に関心のある方は、是非、チェックしてみて下さい。
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※大阪会場はキャンセル待ちの状態です。


40歳までは自力でがんばる期間ですが、40歳からは他力で伸ばす事にシフトすることが大切だと思います。
自分でアイデアを出さずに、若い人の力を活かすマネジメントにシフトチェンジするということ。

なぜならば、多くの人が40歳を過ぎると「古い人間」になり革新的な発想ができなくなるからです。
古い人間になるのは脳の構造上、どうすることもできません。

先日、この分野の研究者の話を聞く機会がありました。
その先生によると、脳は使わないシナプスを消失させる性質を持っているそうです。
僕なんか、相当数のシナプスを消失させたと思います。

もったいない話ですが、人間が社会的な生き物である以上、避けることが難しいと言います。

子どもの頃は色んなことにチャレンジしますよね。だから脳内には縦横無尽にシナプスが張り巡らされています。
社会人になりたてのころも様々なことを経験し、多くのことを雑食的に学びます。
まだシナプスは広範囲に張り巡らされています。

ところが、30代になると自分の専門分野を持つようになります、ほとんどの人が。
社会的な宿命です。
すると専門分野以外の記憶やシナプスを消失させてしまいます。

残ったシナプスは、自分の専門分野における成功体験がメインになります。
これが未来創造の邪魔をします。
未来を創るためには、その未来が実現するような事をする必要があります。
当然のことです。

まったく新しい因果関係を描くことが大切ですが、過去の成功体験があると、過去に成功した因果関係を当てはめようとしてしまいます。

だから革新的な発想ができなくなる。

だから自分で考えずに、まだ広範囲にシナプスが張り巡らされている若い力を借りることが最善策だと考えるのです。

潔く負けを認めることだと思います。

若い力を借りる時の秘訣は、まずもって、彼らに尊敬と信頼の念を持つことだと思います。
僕などはつい上から目線になってしまいますが、それでは力を貸してはくれません。

昨年、長野県内の企業が「先輩風1号」という商品を開発して話題になりました。
会話をAIが分析して先輩風を吹かせた場合、その人の背後に設置された扇風機が「ウザさ」度合いに応じて風量を変え送風するという逸品です。

過去に頑張ったから今の成功がある、だからそれを誇りたくなるのは当然ですが、今やっていることは未来創造ですからね。
せめて、そよ風くらいにしておきたいところです(笑)

昔から「イノベーションは『若者、バカ者、よそ者』が起こす」と言いますが、エネルギーの高く、失敗を恐れない、先入観のない人の力を借りることだと思います。

しかも、そんな人の集団で三人寄れば文殊の知恵が起きるようにすることです。

自分が何を実現したいのか?…想いとビジョンを分かりやすく伝え、みんながどう思うか対話し、共感を得られたら、期限を決め…あとは全面的に信頼し任せる。

若い社員がいない会社の場合は、実践型インターンシップの制度を活用するという手もあります。
ピチピチの若者がビックリするようなぶっ飛んだアイデアを考えてくれると思います。

40歳を過ぎたら他力で夢を叶えていく…度量が求められる決断が必要だと思います。

それでは今日も素敵な1日を!


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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。株式会社Tao and Knowledge代表 株式会社たくらみ屋代表 一般社団法人夢新聞協会理事長。
指示・命令をしなくても自分たちで課題を発見し行動できる組織「指示ゼロ経営」を提唱する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。
著書に「リーダーが『何もしない』とうまくいく」がある。

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